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リーフェルものがたり だい22
リーフェルものがたりの はじまり、はじまり…

  • つらなる山々やまやま偵察中ていさつちゅうのリーフェルと、ちびリーフェル。
    そのとき…、ギイギイギイ、ギイギイギイ。
  • 「ん? なんのおとだろう?」
  • て、あそこだけたけがゆれているよ?」
  • 「あのたけおとかな? ちかくにってみよう。」
  • リーフェルたちは、地上ちじょうへとおりていきました。
  • ゆれているたけ根本ねもとにはパンダくんがいました。
  • 「なんだ、パンダくんがたけをゆらしていたんだね。」
  • 「やあ! たけ食事中しょくじちゅうさ。ただ、このへんりはおな種類しゅるいたけばかり。あきてきたよ。」
  • 「ちがう種類しゅるいたけはないの?」
  • すことおくへけばあるはずなんだけどね…。」
  • 「じゃあ、ちがう種類しゅるいたけさがしにかない?」
  • リーフェルとパンダくんは、ちがう種類しゅるいたけさがしにてみましたが、なかなかつかりません。
    そこへウンピョウくんがあらわれました。
  • 「なにをさがしているんだい?」
  • 「ここにあるたけじゃない、ちがう種類しゅるいたけだよ。らない?」
  • 「この種類しゅるいじゃないたけかあ。あ! まえたことがあるなあ。」
  • 本当ほんとう?! どこでたの?」
  • 「うーん、たしかこっちのほうだったような…?」
  • ってみよう!」
  • ウンピョウもくんもくわわって、竹探たけさがしがはじまりました。
    すれちがう動物どうぶつたちにもいてみましたが、かりません。
    そこでリーフェルがおもいつきました。
  • 「ねえ、おんなほうがグルメだったりしない? おんなのパンダにいてみようよ!」
  • 「それが、このあたりはおんなのパンダはいないんだよ。」
  • 「ええ! おんながいない?」
  • 本当ほんとうさ! ここまでわなかっただろう?」
  • 「ウンピョウもおなじさ! おんながいないんだよ。あー彼女かのじょがほしいなあ。」
  • 「どうしていないんだろう?」
  • 「それは、このかわ原因げんいんなんだ。」
  • 「このかわ数年前すうねんまえおおきなあらしあときゅう川幅かわはばひろがって、わたれなくなったんだよ。」
  • 「それまではこうがわともできるほど、ほそながれだったんだ。」
  • 仲間なかまもいっぱいいたけど、かわのせいではなればなれさ。」
  • おんなのほとんどは、こうがわにいるはずなんだよなあ。」
  • 「こっちにはない種類しゅるいたけもあったんだよ。」

  • そのときこうきしかげがあらわれました。
  • 川向かわむこうにあられたかげは、いたかったおんなたちでした。
  • 「こんにちは。」
  • 「はじめまして。きみはおんなだね? えてうれしいなあ!」
  • 「あら、わたし仲間なかまもいるわ!」
  • 「やあ! 久々ひさびさおんなえた! もっとちかくではなしがしたいなあ。」

  • 「このかわできるようにするには…。そうだ、はしがあればいいんだ!」
  • そこへとおりがかったキンシコウくんは、リーフェルにいました。
  • 「このあいだあらしもりたかたおれたんだ。あのだったら、このかわこうまでとどくんじゃないかな。」
  • 「そのはしをつくろう! キンシコウくん、たおれているところまでれていって!」
  • 「よおし! ぼくがそのかわまではこぶぞ!」
  • パンダくんはもりからたおれたはこび、かわわたしていきます。
    ウンピョウくんはわたしたしてあつめていきました。
    キンシコウくんはくさのツルを使つかって、わたしたをくくってまとめます。
  • 「わーい! はしができたぞ!」
  • 「これでこうとできるよ!」
  • パンダくんとウンピョウくんたちは、大喜おおよろこびではしわたりました。
  • はしができたおかげで動物達どうぶつたちできるよ!」
  • ものだってこっちがわこうがわえらべるね!」
  • られてしまったもりが、ができるようになって、もとのようにらせるね! かった~。」
  • 第二十三話だいにじゅうさんわにつづく

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