クルマやバイクで人々が移動し、
ものを運んで、
私たちのくらしを支えています。
大事な役割をはたしている
クルマとバイクですが、
地球の自然をこわしてはいけないと
ホンダは思います。
人々が自由に移動できる喜びを提供しながら、
環境負荷ゼロのためにできることを考え、
ホンダは“2050年カーボンニュートラル”を
めざして取り組んでいます。
「地球温暖化」の原因となるCO₂は、メタン、一酸化二窒素、代替フロンなども含めて温室効果ガスと呼ばれています。ただ温室効果ガスの約90%はCO₂です。カーボンニュートラルとは温室効果ガスの排出量と吸収量を同じにし、プラスマイナスゼロにする目標のことです。日本は2050年までにカーボンニュートラル達成をめざしています。達成のためには、温室効果ガスをできるだけ排出しないようにすること、そして森林などでCO₂を吸収するための取り組みが必要です。
私たちが生活するために使う電気や、クルマなどの移動で使つかうエネルギーによって排出されるCO₂は、CO₂の排出量全体の約84%にもなります。そのためホンダは、企業活動および製品ライフサイクルから排出されるCO₂の排出量実質 “ゼロ”をめざして取り組んでいます。
CO₂が増えると地球がだんだん暑くなってしまうからです。これを「地球温暖化」といいます。「地球温暖化」が進むと、天気が変わって大雨などによる災害が起きたり、植物が育ちにくくなってお店から野菜が無くなったり、海の温度も上あがって魚も住みにくくなります。「地球温暖化」は、地球にいる植物・動物、そして人間、すべての生き物に悪い影響をあたえてしまうのです。
CO₂は、私たちが生活するために使うエネルギーを作るときに出てきます。だから、エネルギーを使う量を減らすことがCO₂を減らすことにつながります。
電気自動車(EV)に電動二輪車、水素を使った燃料電池自動車(FCV)など、環境革新技術を 取り入れる取り組みによって、製品を使用する時のCO2排出量をへらします。
新型燃料電池車
CR-V e:FCEV
水素 × 電気
どちらのエネルギーでも
走るクルマ

日本の自動車メーカーが発売するモデルとしては、
初めてなんだって!
※2024年7月時点
Honda調べ
水素で走る燃料電池自動車(FCEV)に、外部から充電可能なプラグイン機能をプラスした、新しいクルマです。長い距離のドライブには水素、街中へおでかけなら手軽な電気で。目的に合わせて最適なエネルギーの使い方ができます。2024年発売(リース形式)。
新型軽商用EV(電気自動車)「N-VAN e:」
2024年10月、宅配便など荷物の輸送にもレジャーにも便利なワンボックス型の軽自動車に電気自動車(EV)が登場。家のコンセントや街中のスタンドで充電し、電気モーターを動かして走るクルマなので、CO₂を出しません。
またフロントグリルやフロントバンパー、内装の一部などに環境にやさしい持続可能な素材「サステナブルマテリアル」を使用しています。
持ち運びができるバッテリー
「モバイルパワーパック」に電気を充電し、
それを動力として走る電動バイクも、CO2を出しません。
電動三輪スクーター
「GYRO CANOPY e :」
ホンダの電動スクーターは
e : マークが目印
「GYRO CANOPY e:」は、
2021年から配達業務などで
街中を走っているよ。
さがしてみてね!

郵便配達でも電動二輪車が走行中!
2020年より東京都をはじめとした
首都圏
の近距離配達エリア、一部の
地方主要都市の郵便局で、Honda製
電動二車「BENLY e:」が走行して
います。
生活で欠かせない郵便物の
配達でも、
CO₂を出さない取り組み進行中!
このevマークが
目印 !

Honda Mobile
Power Pack e
バッテリーは座席下に
入っています。
このバッテリーは他社の
電動バイクにも使用可能。
屋外に持ちだせる、
モバイルパワーパックの充電・放電器。
非常時もレジャーも電源として
使えるんだ!

最新の省エネルギー技術を
使った工場で、
エネルギー使用量をへらして、
CO2排出量をおさえているよ
最新の技術でクルマやバイク
などの製品をつくる時の
効率を上げる工夫をし、
省エネルギー化をすすめているよ

太陽光や風力などのクリーン
エネルギーを積極的に活用し、
電力のカーボンフリー化を
進めているよ
二酸化炭素排出量実質ゼロ
「気候変動問題への対応」として、産業革命以前と比較した地球の平均気温上昇を1.5℃に抑えるため、企業活動および製品ライフサイクルから排出されるCO2の排出量実質“ゼロ”をめざします。
カーボンフリーエネルギー活用率100%
「エネルギー問題への対応」として、企業活動および製品使用において使用されるエネルギーをすべてクリーンなエネルギーにすることをめざします。
サステナブル
マテリアル使用率100%
「資源の効率利用への対応」として、環境負荷のない持続可能な資源(サステナブルマテリアル)を使用した製品開発や仕組みづくりに挑戦します。企業活動領域においては、2050年に工業用取水と工業系廃棄物 “ゼロ”をめざします。