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森林保全活動TOP レポート 活動エリア 活動の歴史 キソ知識

地域とともに、森をつなぐ。 地域とともに、森をつなぐ。

空気をきれいにし、酸素を生みだし、土をまもり、
雨水を蓄え、生き物を育む。
わたしたちの暮らしは豊かな森の恵みに
支えられています。
Hondaが進めているのは、
それぞれの地域に寄り添った森林保全活動。

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活動レポート

What's new

Hondaの森林保全活動

森は「緑のダム」ともいわれ、空気を浄化し、
土をまもり、
雨水をたくわえ、生き物を育み、
きれいな水を作ります。
Hondaは、そんな「水を育む森」を
次世代へ引き継いでいくために、
事業所周辺の地域、富士山で、
従業員や家族、
OB・OGが森林保全活動を継続的に行っています。

森林保全活動のキソ知識

  • そもそも森林って
    どんなところ?

    そもそも森林ってどんなところ?

    広い範囲にわたって木がたくさん生えている場所を「森林」と呼びます。日本には多くの森林があり、国土の67%を占めているといわれています。そんな森林ですが、日本を含む世界中で減ったり、荒れたりしていることが問題になっています。

    そもそも森林ってどんなところ?

    森林は、酸素をつくり、きれいな水をもたらし、たくさんの生き物たちのすみかとなる、とても大切な場所です。だからこそ、みんなで守っていかなければいけません。

  • 森がなくなると、
    どんな影響があるの?
    その1

    水害が発生!?

    一つは、水への影響です。森林は大きな貯水池のような働きを持っています。降った雨を地下に蓄え、少しずつ私たちに届けてくれます。森林がなくなれば、降った雨は一気に街へ流れ込み、水害や水不足につながるかもしれません。
    次に、土砂崩れへの影響です。森の木は地中に広く根を張ることで、土砂崩れを防ぐ働きをしています。その木がなくなれば、土砂崩れが起きやすくなってしまうのです。

  • 森がなくなると、
    どんな影響があるの?
    その2

    生物が生きられない!?

    また、生き物へも大きな影響を与えます。森林にはたくさんの種類の生き物が暮らしているので、なくなれば多くの生き物がすみかを失ってしまうでしょう。
    さらに、地球温暖化にも影響があります。森林は二酸化炭素を吸収し、酸素をつくります。森林がなくなれば温室効果ガスの働きがある二酸化炭素はどんどん増え、地球温暖化が進むことにつながるのです。

  • 今森林でどんなことが
    起きているの?
    その1

    放置林!?

    日本の森林では、「放置林」が問題になっています。第二次世界大戦後、日本ではたくさんの木材が必要になったため、木を植えて人工的な森をどんどんつくっていきました。木材を得るために、同じ種類の木だけを均等に植えていったのです。このような人工森は、草を刈ったり、密集した木を切ったり、不要な枝を切り落とすなど、人の手入れが必要です。そうしないと木1本1本に十分な光が届かず、木が育たなくなり、少しの風でも倒れてしまいます。

  • 今森林でどんなことが
    起きているの?
    その2

    害獣被害!?

    すると、木の根で支えられていた土は雨で流れ出し、土砂災害の危険が高まることになるのです。近年、林業を行う人が減っていることから、そのような危険な「放置林」が増えています。
    もう一つ問題になっているのが、シカやクマなどが木の皮をはいだり、枝葉や幼い木を食べるといった、野生動物による森林被害です。毎年たくさんの森林が被害を受けており、多くの人たちを悩ませています。

  • 目指すべき森って
    どんな森?

    イラスト1 イラスト1
    自然の力で育つ「天然林」のような森です。そのような森をつくるためには、まずは「いろいろな種類の木を植える」ことがポイント。同じ種類の木を植えた人工林は、害虫などの影響を受けやすいからです。そして、植えた苗木が大きくなるまで、野生動物や害虫から苗を守り続けていくことも大切です。
    すると、長い年月をかけて、陽樹(強い光を好む木)の森ができていきます。ここからが天然林です。さらに年月を重ねると、陰樹(弱い光でも育つ木)の森へと移り変わり、安定していきます。そして、このような天然林は水を貯え、土壌の流出を防ぎ、二酸化炭素を吸収するという機能をしっかりと果たしてくれるのです。
    豊かな森づくりのために、いろいろな木を植え、みんなで大切に守っていこう!

MESSAGE

豊かな森を次世代へ

森林保全活動は、数十年先の
「その森のあるべき姿」を見据え、
木を植え、森の手入れをしていく
という時間のかかる活動です。
自然が長い時間をかけて
少しずつ森を育んできたように、
地道な取り組みこそが豊かな
森づくりにつながると私たちは信じています。
次世代を担う子ども達へ、
豊かな自然を手渡していくために、
Hondaはこれからも森林保全活動を
継続的に取り組んでまいります。

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