里山に生える樹木は主にどんぐりの木(クヌギやコナラ)をはじめとした冬に葉を落とす落葉広葉樹と呼ばれる木です。これらの木は冬場の伐採後、切り株から翌春には新しい芽を出し、およそ17~20年後には再生して薪炭やシイタケ栽培などに利用されてきました。
もっと太く育ててから伐採すれば炭の生産量もあがるのではっと一見思われがちですが、実はこれらの木は主に樹齢30歳を超えてくると、切り株から芽を出す能力が衰えてしまうのです。そのため、若くて元気な樹木を育てては、樹木を伐採し循環させながら里山の元気を保っているのです。
間伐を実施するのは、秋から冬にかけての季節が一般的です。夏場に生い茂っていた雑草が枯れて足元が良くわかるようになるのと、樹木も落葉すると水を吸い上げなくなり、伐りやすくなるからです。また、冬場はスズメバチや蛇なども姿を見せないので、人が森に入りやすくなります。
伐採した樹木は、燃料として利用したり、ウッドチップにして歩道に敷きつめたり、またツリーハウスやクラフトの材料として利用したりと、できるだけ無駄なく活用します。
ハローウッズは42ha(東京ドーム約9個分)の広さがあり、いつでも、誰でも、思いっきり遊べる元気な森です。人と自然が楽しくかかわり合い、自ら体験し、発見できるプログラムをたくさん用意して、皆さんをお待ちしています。
ハローウッズのホームページへハローウッズでは、中学生以上の方向けに2018年12月22日(土)~24日(月・振休)の2泊3日で森の伐採を体験する「森づくりワークショップ」を実施しています。チェンソーを使った森づくりに挑戦してみませんか。
(締切:12月9日)
ハローウッズ「予約制プログラム」ページへ
ハローウッズでは、毎年伐採を行う前に、伐採予定エリア内の胸高(地上高約1.3m)直径3cm以上の木の調査を行っています。樹木の種類、太さを調べることで、伐採する前の森の状況を把握することができ、伐採後の森の変化をみるときの参考にしたり、比較することができます。
集めた枝は、ハローウッズで行っている森のクラフトの材料にもなります。木の種類によって色や形も様々で、一つひとつの素材を見ながら自由な発想でものづくりが楽しめます。
ハローウッズの森を手入れしながら生まれる、様々な色やカタチの木の実や枝をつかったクラフト。子どもたちはいつの間にか夢中になり、想像力を働かせて完成形をイメージし、一生懸命道具を使ってモノづくりの楽しさを体験します。これも、人間が森からいただく大切な「自然の恵み」だと言えます。
ハローウッズは42ha(東京ドーム約9個分)の広さがあり、いつでも、誰でも、思いっきり遊べる元気な森です。人と自然が楽しくかかわり合い、自ら体験し、発見できるプログラムをたくさん用意して、皆さんをお待ちしています。
ハローウッズのホームページへハローウッズでは、森の様々な色やカタチの木の実や枝をつかったクラフト教室を、営業日は毎日開催しています。ノコギリやナタなどなど、なかなか使うことのない道具を存分に使い、世界に一つだけの作品作りに挑戦しよう♪
ハローウッズ「森のクラフト」ページへ三重県鈴鹿市にある本田技研工業(株)鈴鹿製作所が実施している工場見学では、完成車組立ラインを見学する基本コースのほかに、屋外へ出てHondaWoodsの森を見学するオプションコースも設けられており、Hondaの工場での環境取組みが観られます。
三重県鈴鹿市平田町1907