2023.11.24
ハローウッズ キャスト
奥山 英治
今年のハローウッズの森は、ドングリが豊作です。森のどこを歩いても、足元にドングリが転がっているほど。そんなドングリを放っておくのはもったいない! 森で拾ったドングリでコマ作りに挑戦し、出来上がったら回して遊んでみましょう!
ドングリとは、硬い皮をもったブナ科の樹木の種子の愛称です。日本には固有種で20種類以上のドングリの木がありますが、ハローウッズの森にはクヌギ・コナラ・シラカシ・クリの4種類のドングリの木が生えていて、中でも数が多いのはクヌギとコナラです。
ハローウッズの森
これは、ハローウッズのある茂木町では昔、煙草栽培や田畑にクヌギ・コナラの落ち葉堆肥を大量に必要としていたこと、シイタケ栽培の「ほだ木」としてクヌギ・コナラの幹が利用されたことから、これらの木を増やしてきたためです。
ドングリの生ったクヌギの木
ドングリの生ったコナラの木
クヌギの木は、春に花が咲いてからドングリの実ができるまで1年半、つまり次の年の秋にドングリが生ります。一方、コナラの木は花が咲いたその年の秋にドングリが生りますが、豊作の年と不作の年があり、これを繰り返します。このことから、同じ森でもドングリが特に多い年とそれほどでもない年があるのですが、今年のハローウッズの森はドングリが多い年のようです。
せっかくドングリが豊作なので、ドングリを使って昔懐かしい遊びをやってみたいと思います。ドングリのコマ作りに挑戦です。
コマを作るのに適したドングリは、ある程度大きく、実の真ん中を軸に左右対称であるものです。そういうドングリは回ってる時にうまくバランスが取れて、長くきれいに回ってくれます。この観点で見てみると、シラカシの実は小さすぎてコマには向きません。また、クリは真ん丸ではないので、これもコマには向きません。やはりコナラやクヌギのドングリがコマには向いています。
① まずは森や公園に行って、落ちているドングリを拾ってきます。
② 森で拾ってきたドングリ。左がクヌギの実で、右がコナラの実です。
③ 必要なものは、ドングリの他には「キリ・楊枝・ペイントマーカー・バケツ・ビニール袋」。
④ キリの先端をガスコンロで熱します。熱の力で簡単にどんぐりに穴を開けることができます。
⑤ 熱したキリをドングリの頭の真ん中から差し込み、半分くらいの深さまで穴を空けます。曲がったり中心からそれた穴にならないように慎重に。
⑥ 楊枝を、開けた穴に差し込みます。ドングリが古くなければ刺した楊枝はしっかり刺さり、抜けにくくなります。
⑦ 刺した楊枝が、ちょうどいい長さ(2~3cm)になるようにペンチやハサミなどで切ります。長いままでも中心が取れていれば、きれいに回ります。
⑧ 自分のコマだとわかるようにペイントマーカーで絵や模様を描きます。十分に乾いたら完成です。
完成したドングリコマ。軽いもの重いもの。大きいもの小さいものなどいろんなタイプのコマを作るといいでしょう。
コマが完成したら回してみましょう。自分で作ったコマがうまく回るかどうかドキドキですが、もしうまく回らなくても大丈夫。作り直せばいいんです。そのために、最初にいっぱいドングリを拾っておくといいですね。
さらに、友だちや親子でコマ合戦をして戦うのも面白いでしょう。土俵を作ってその中でコマを回し、ぶつかって土俵の外にはじき出されたり、先に倒れたりしたら負けになります。
土俵はバケツの上。最初にご紹介した動画にあるように、バケツにビニール袋を掛けてパンパンに張り、ヒモなどで止めれば土俵の完成です。中心にほんのわずか窪みをつけておけば、コマが窪みに集まってぶつかり合います。自分たちでルールを作り、数人で競って遊ぶと楽しいものです。ぜひチャレンジしてみてください。