右折の方法
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❶ 右折のウインカーを出し、
センターラインに寄って交差点に近づく。❷ ハンドルを切らず
車体をまっすぐにして右折待ちする。
待っている間に、対向車線だけでなく、
横断歩道の様子をチェック。❸ 対向車線の流れが切れたら、
交差点の中心の内側を曲がる。
対向車線のバイクに注意。❹ 横断歩道には徐行して近づく。
とくに右からの歩行者、
自転車の見落としに注意。
ウインカーはきちんと出す。
道路中央に寄って、車体は
まっすぐ正面を向けて待つ。右折の合図はきちんと出し、後続車に知らせましょう。右折レーンのない交差点で右折待ちするポイントは、後続車のじゃまにならないように道路中央に寄り、ハンドルを切らずに車体はまっすぐにして止まることです。
対向車線のクルマの
切れ目を待つ。クルマの
死角に入ったバイクに注意。右折をするときは、あわてないこと。対向車の流れが切れたので右折を始めたら、それまでクルマの死角に入っていて見えなかったバイクや小型車が目の前に迫っているということがあります。右折のときは対向車の死角になって見えないクルマの動きまで考えることが大切です。
右折時には、横断歩道の
歩行者や自転車に注意。とかく対向車の動きに気をとられがちですが、右折を始める前に横断中や横断しようとしている歩行者や自転車にも注意が必要です。とくに、運転席から見えにくくなる横断歩道右側からの歩行者や、スピードを上げてくる自転車を見落とさないようにしましょう。また、信号のない交差点では、左から進入してくるクルマにも注意が必要です。
バイクのスピードを過小評価したり、
位置を読み違えないように注意。
交通量の多い交差点で右折するときは、まっすぐ走ってきたバイクとの事故に気をつけましょう。右折待ちのクルマは、自分にとって危ない四輪車を中心に対向車の流れを考えがち。四輪車の陰のバイクを見落としてしまうのです。すいた交差点でも、バイクに注意しましょう。バイクは車体が四輪車に比べ小さいため、実際よりも遠くにいるように見えたり、スピードが遅く思えたりします。バイクが走ってくるのが見えているのに、四輪車は「右折できる」と誤った判断をし、ぶつかってしまうことがあります。