安全運転のポイント「クルマ編」基本をマスターする シートベルト

クルマに乗ったら、いつでもどの席でもみんなシートベルト。

シートベルトの着用は安全運転の基本。SRSエアバッグも、正しくシートベルトをしていなければ十分に効果を発揮しません。
クルマに乗ったら、前席はもちろん、後席の方も全員必ずシートベルトを着用してください。

  • シートベルトの着用方法

  • シートベルトの着用方法を説明するイラスト
  • ❶ 正しい運転姿勢で座る
    運転姿勢のページへ

    ❷ 腰ベルトを腰骨の
    できるだけ低い位置にかける

    ❸ 肩ベルトは首、あご、
    顔にあたらないように調節

    ❹ ねじれやたるみがないかを確認

  • 楽しいドライブのためにカチッとね!

シートベルトは正しく着用しなければ効果がありません。

シートベルトを正しく着用するために、上のイラストのように、とくに腰ベルト、肩ベルトの位置のチェックが大切です。
SUVなどはシートアレンジが楽しめるのも魅力の一つですが、リアシートをフルフラットの状態のままで、人や荷物などを乗せて走らないでください。ブレーキをかけたときなどに、思わぬ事故につながるおそれがあります。走るときは必ずリアシートは元に戻しましょう。

お子さまはチャイルドシートを使い、後席に乗車させましょう。

シートベルトが正しく着用できないお子さまには、体格に合ったチャイルドシートをお使いください。チャイルドシートは後席への装着が基本。正しく取りつけることが大切です。
※乳児用シート、幼児用シート、学童用シートを総称して「チャイルドシート」と呼んでいます。

ちょっとそこまでのお出かけでもシートベルトを。

「面倒だから」、「短い距離だから」と気を抜くのは禁物です。すぐ近くまでのお出かけのときも、乗っている人全員がシートベルトをしていることを確認してから出発しましょう。

助手席エアバッグつきの車の助手席では、乳児用シートおよび
後ろ向きチャイルドシートは絶対に使用しないでください。

  • エアバッグがふくらんだ際に、乳児用シートや後ろ向きチャイルドシートが強い衝撃を受けて、幼児に重大な傷害を与えるおそれがあります。

  • 助手席エアバッグ装備車のチャイルドシートの注意点を説明するイラスト

シートベルトの隠れた機能、チャイルドシート固定機構。

シートベルトには、チャイルドシートを固定しやすくする機構がついているものがあります。多くの車種の後部座席外側のシートベルトにはこの機構がついています。これはベルトをゆっくり全部引き出すと、チャイルドシート固定機能が作動する機構で、チャイルドシートを容易にしっかりと固定できます。この機構のついているシートベルトには、それを示すラベルがついています。
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