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  • 2018.11.30

紅葉の季節は、色づいた落ち葉で遊んでみよう!

紅葉の季節は、色づいた落ち葉で遊んでみよう!
奥山 英治
今回の案内人
ハローウッズ キャスト/
日本野生生物研究所代表/
ナチュラリスト/イラストレーター 奥山 英治

こんにちは!日本野生生物研究所の奥山です。山を彩った紅い色が麓にも降りてきて、そろそろ街の街路樹も色づく季節になりました。せっかくの紅葉ですから、単に観て楽しむだけでなく、アートの材料にして楽しんでみてはいかがでしょう?

紅い落ち葉が魚や動物、飛行機に変身!

北海道や高い山に雪の知らせがニュースで流れるこの時期、里山や森ではそろそろ紅葉した葉が落ち始めます。紅葉は日本の樹木の大きな特徴で、四季があることで紅葉樹の葉が様々な色に変化する現象。昔から日本人の心に残る風景で、写真に撮ったり、ドライブや散歩などで鑑賞したり、紅葉は日本の風物詩だと言えます。

見て楽しむだけじゃない! 紅葉の落ち葉でアート作品を作ってみよう!
鮮やかな色を付けた紅葉樹の落ち葉は、やがて色がなくなり茶色へと変わってしまいます。もったいないと思いませんか? そんな色の付いた状態の落ち葉で季節限定のアート作品を作ってみましょう。様々な種類の葉を拾い集めて、落ち葉アートに挑戦です。作るものは自由。想像力・表現力を発揮して、自由に楽しく遊びましょう。
  • STEP 01

    落ちて間もない葉はまだ色が鮮やか。いろいろな色・種類の違う葉を拾いましょう。葉を拾いながら、作る物をイメージすると楽しく拾えます。

  • STEP 01
  • STEP 02

    透明のファイルに紅葉した葉を挟み、マーカーで絵を書いた作品です。サクラとモミジで金魚を作ってみました。

  • STEP 02
  • STEP 03

    ヤマノイモの葉で作ったキツネのカップルです。細長い葉っぱでなんとも愛嬌のあるキツネになりました。

  • STEP 03
  • STEP 04

    こちらは、コナラのギザギザを利用したハリネズミの親子です。

  • STEP 04
大きな葉で飛行機を作って飛ばしてみよう!
バランスが難しいので、何度も葉をちぎってまっすぐ飛ぶように作るのがコツ。ホウノキの葉で作る飛行機です。
  • STEP 01

    葉脈のまっすぐ伸びた、破けたりしていないホウの葉を拾います。

  • STEP 01
  • STEP 02

    写真のように、手で葉をちぎって飛行機の形にします。葉脈が重りになるので、羽はやや後ろの位置にするのがコツです。

  • STEP 02
  • STEP 03

    飛行機の形になったら、飛ばしてみてバランスをとっていきます。後ろの羽は少ない方がよく、左右の羽の面積は同じになるように作るとバランスが取れます。

  • STEP 03
  • STEP 04

    葉脈の真ん中あたりを軽くつまんで持ち、やや上にめがけ軽いタッチで投げるように飛ばします。高いところからだと滞空時間が長く、バランスが取れていれば紙飛行機より飛びます。

  • STEP 04

想像力を働かせ、自分だけのアートを作る新しい紅葉の楽しみ方をご紹介しました。子どもたちと一緒になって大人も充分楽しめますから、ぜひチャレンジしてみてください。

森の中には不思議がいっぱい! もっと詳しく見てみよう!
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