特徴と原因を知ってこんな事故に気をつけて
クルマとの事故の特徴と原因
バイクが第1当事者の事故の多くは、出会い頭事故と追突事故です。出会い頭事故は、原付によるものが多く、安全確認不十分が原因として挙げられます。また、追突事故では前方不注意が原因です。バイクが第2当事者の事故は、第1当事者の事故に比べて件数がおよそ5倍と多く、出会い頭事故と右直事故が多くなります。これらの事故はクルマ側の発見の遅れで発生していますが、原因は「安全確認不十分」です。
このようにバイクとクルマの事故ではお互いの発見の遅れが多く、低速では「判断の誤り」が増え、その原因は「動静不注視」つまり周囲に気付いていながら危険がないと判断して注意を怠って起きる事故です。
バイクが第1当事者で
クルマが相手の事故
バイクが第2当事者で
クルマが相手の事故
事故低減には安全への意識を持つことが大切です
事故が発生するケースでは、相手となるクルマは安全確認を十分せずに交差点などに進入して来ます。不意に起こる事故を回避するのは、「クルマが来るかもしれない」という、事前に注意する意識です。そうした意識が働けば、減速する、安全を確認してから交差点を通過するという行動が生まれます。
バイクとクルマの起こりやすい事故例
安全確認をせず右折してくる
クルマとの右直事故
こうした右直事故はよく起こっています。交差点に入るとき、「右折車がいるかもしれない」と意識するか否かで事故に遇うか否か左右されます。自己防衛するしかありません。
クルマが来ていることに気づいて
いながら判断を誤って起きる事故
たとえばコンビニの駐車場から、左右から近づいてくるクルマの前を通過して道路に合流するようなときに起こる事故です。我慢してクルマをやり過ごしてから合流すべきです。