こんなときどうする？ツーリングでの危険予測
走行シーンが変化する
ツーリングでも危険を予測しよう
ツーリングでは、街なかから郊外路、高速道路、山のワインディングなど走行シーンが変化します。仲間と走行したり天候が変わるなかで、危険を予測する意識はとても大切になります。
ツーリングに出発。あなたは大きな交差点を直進しようとしています。
このような場面でどのようなことに注意しますか？
あなたは大きな交差点を直進しようとしています。前のトラックが減速し、左折するようなので、右によけて通過しようとしています。このときに注意すべき点を挙げてください。
トラックの左折に合わせて
右折してきたクルマとの衝突
トラックが左折するということで、右折待ちをしている対向車は「このタイミングに合わせて右折しよう」と考えるかもしれません。そんなことを考えている右折車は、トラックの後ろからまっすぐやってくるあなたのバイクに気づかず、右折してあなたと衝突！右折してくることを予測して注意すれば防げた事故でした。
これも信じられない事故です。相手は自分のことを見ていないということを前提に危険を予測する意識を持って防いでください。
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山あいのワインディングで前方にセンターラインをはみ出しているクルマが。
このような場面でどのようなことに注意しますか？
あなたは観光地の山道の上り坂を走っています。前方を走るクルマが、センターラインをはみ出して走行しています。このとき注意すべき点を挙げてください。
変な行動に思えたクルマがよけた
自転車と衝突
前のクルマがセンターラインをはみ出しているのは何のためでしょう。見えないところにいる左側を走る自転車と安全な間隔をとっているためでした。勢いよくクルマの左側に進んだあなたは自転車と衝突。山あいでも、近くに観光地や駐車場があると、自転車や歩行者がいる可能性が高まります。そうした予測ができれば防げる事故でした。
変な行動をしていると思う前に、何か理由があるはずだと考える意識を持ちましょう。信号が青になっても発進しないクルマの陰にお年寄りが赤になった横断歩道を渡っていることもあるのです。
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