夜より夕暮れが危ない薄暮事故って何だろう
夕方のいわゆる薄暮事故とは
薄暮とは、日没前後1時間の時間帯です。この時間は昼間や夜間よりも事故件数が明らかに多くなります。主な理由として、「まだ見える」とライトを点けないクルマがバイク側から見えにくく、クルマからもライトが点いてないためバイクを見落としやすく、お互い見えにくいことが挙げられます。クルマのオートライトが義務化されましたが、長期保有のクルマには装備されていないことがあります。バイクの主な事故相手であるクルマは、「安全不確認」が原因で事故を起こす可能性があるため注意が必要ではないでしょうか。
時間帯別 死亡事故発生件数
薄暮になると、ライトを点けないクルマは
急激に見えにくくなります
「薄暗くなっているのに、なぜライトを付けないんだろう?」。不思議なクルマにときどき出会います。左のイラストのように、ライトを点けないクルマは周囲の風景に溶け込んで見えにくく、発見が遅れてドキリとした経験をお持ちではないでしょうか。
また、右の2つのイラストのように、ライトを点けていないクルマ側も前方の状況を正確に把握していないと想定し、危険を予測しましょう。
ライトを点けていない左のクルマは、周囲の風景に溶け込んでとても見えにくい状態です。
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昼間は周囲の状況がよく見えます。しかし、薄暮の時間になりライトを点けないと、明らかにに見えにくくなることがわかります。クルマの運転者からも周囲は見えにくくなっているのです。