厳しかった寒さが緩み、森の中にもようやく本格的な春が訪れました。木々の枝に、そして森の地面に緑の色彩が増えてくると、それは冬を乗り越えた生きものたちが活発に活動を始める合図。森の中に入ってよーく目を凝らすと、チョウが舞い、バッタが跳ね、トカゲが走り回り、さらに水辺に目を移せば、冬眠から覚めたカエルや卵から孵って力いっぱい泳ぎ回るオタマジャクシの姿も。そう、生きもの探しは夏が本番と思いがちですが、春もまた、新たな命が誕生して森の中に生命が満ちていくのを肌で感じられる、とてもいい季節なんです。今回は、そんな春のハローウッズの森の様子を皆さんにご紹介しましょう。
ハッチョウトンボの棚田では、早春に産み付けられたアカガエルの卵がすっかり成長してオタマジャクシになり、続いてアズマヒキガエルの産卵もありました。そろそろ次はシュレーゲルアオガエルの産卵が始まるころです。そしてトンボの姿ももうすぐ見られます。
ハローウッズは42ha(東京ドーム約9個分)の広さがあり、いつでも、誰でも、思いっきり遊べる元気な森です。人と自然が楽しくかかわり合い、自ら体験し、発見できるプログラムをたくさん用意して、皆さんをお待ちしています。
ハローウッズのホームページへハッチョウトンボの棚田には、里山の生きものたちがたくさん隠れているよ。探して見つけて、自分の手でつかまえてみよう!ゆったりお昼ご飯を食べたあとは、カエルの体や卵の中がどうなっているのか顕微鏡でじっくり観察。
募集締め切り:2019年5月19日(日)
ハローウッズ「森遊び」ページへ
カエルやトンボは、ある程度の大きさがあって目に入りやすいですが、それ以外にも田んぼの周りの水中をよく覗いてみると、大小入り混じったカワニナがいました。カワニナはホタルの幼虫が食べる貝の仲間です。ハローウッズにいくつもある池や沢には、このカワニナがいっぱい育っています。
そして新緑が濃くなる4月の下旬くらいには、ホタルの幼虫が上陸して土に潜ってサナギになって、6月には成虫になったホタルが幻想的な光を見せてくれます。
いかがですか? 四季折々で生きものたちのいろんな姿を見ることができるハローウッズの森ですが、生命が芽生え、その活動を活発化していく春から初夏の季節こそ、生きものたちを観察する絶好の季節です。皆さんもハローウッズで春の生きもの体験してみませんか?
ハローウッズは42ha(東京ドーム約9個分)の広さがあり、いつでも、誰でも、思いっきり遊べる元気な森です。人と自然が楽しくかかわり合い、自ら体験し、発見できるプログラムをたくさん用意して、皆さんをお待ちしています。
ハローウッズのホームページへ豊かな森に接する水辺にはたくさんの生きものたちが生活しています。明るいうちに田んぼで生きものとのふれあいを楽しむうちに日は暮れて、いつの間にかホタルが飛び交う夜の時間に。ホタル「だけじゃない」ホタル観賞です。
募集締め切り:開催日当日16:30まで・HP申し込みは開催日1週間前まで
ハローウッズ「森遊び」ページへ
Honda製品の安全性・信頼性を担う機関である品質改革センター。敷地内には昔からの原生林がそのまま残り、里山風情を楽しめます。森の中には従業員向けのウォーキングコースが整備され、休憩時間には 多くの方に活用され健康促進に繋げています。また、敷地境界における高木を、高さ7mに切り揃えた事で解放感が生まれ、日差しも差す様になり、冬季の雪解けも早くなり安全が確保されました。
栃木県芳賀郡芳賀町芳賀台52-1