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2026.01.28

コケテラリウムづくりに挑戦しよう!
後編:つくり方を詳細に図解します!

奥山 英治 奥山 英治

ハローウッズ キャスト

奥山 英治

前回は屋外でコケを見つけて採集する方法を解説しましたが、今回はいよいよコケテラリウムづくりに挑戦します。室内に緑の彩を加え、癒しのアイテムにもなるコケテラリウムは、お手入れが簡単なこともあって近年人気が高まっています。動画と写真で詳細に解説しますので、ぜひ皆さんも挑戦してみてください。

用意するもの

●ガラスの容器
写真の左上から、まずは入れ物となるガラスの容器。大きくても小さくても大丈夫ですが、最近は小さな容器で可愛らしく見せるのが流行っているようですし、初心者であれば小さめのものから始めるのが無難でしょう。
●コケ類
ガラス容器の右側に並んでいるのが、採集してきたコケ類、コケテラリウムの主役です。一種類だけではなく、異なる種類のコケを入れると変化が出て美しくなります。また、木の枝などについたコケはアクセントになりますので、採集時にそうしたものを選ぶのも、美しく仕上げるコツです。
●土と石
写真下の段、四角い容器に入っているのが、コケに適した土類と、アクセントになる石です。コケは土から栄養は取りませんので、腐葉土のような栄養のある土はコケの育成には向きません。保水性・排水性を重視した赤玉土やバーミキュライト、溶岩石類の砂などが適しています。また自然のものは虫が湧いたりカビが生えたりする可能性もあるので、基本的には園芸ショップなどで購入した土を使うことをお勧めします。品揃えが良い園芸ショップなら、コケテラリウム専用の土も売られています。
●道具類
写真下の段、左から、霧吹き、ハサミ、スプーン、ピンセット。コケテラリウムの水やりには必須なので、霧吹きは必ず用意しましょう。その他は必須ではありませんが、細かな作業の時に重宝しますので、ハサミ、スプーン、ピンセットなどもできれば用意しましょう。

つくり方

●つくり方1:ガラス容器の底に土を敷き詰める
基本的には机やテーブルの上が作業しやすいですが、土やコケなどが散らばる恐れがあるので、新聞紙など汚れてもいい敷き物を敷いてから作業をスタートします。
まずはガラス容器の底に土を2~3cmほど敷きつめていきます。複数の種類の土を使う場合は、土の色を変えて模様にしても楽しいです。
●つくり方2:アクセントの石を配置
アクセントに石を入れます。土と石の組み合わせ、配置の仕方で奥行き感を出したり、自然の景観に似せたり、イメージを膨らませて自分の世界観を形にしてみましょう。
●つくり方3:ゴミや枯れた部分をコケから取り除く
コケを入れていく前に、まずはコケに付いたゴミ、枯れた部分などを取り除きます。手で直接取ってもいいですが、細かい部分はピンセットなどを使うと便利です。
●つくり方4:コケをカット
配置する場所の大きさや形に合わせてコケをカットします。その際、ハサミを使うときれいにカットできます。
●つくり方5:ガラス容器の中にコケを配置
全体のバランスを見ながらガラス容器の中にコケを配置していきます。
●つくり方6:霧吹きで水分を与えて完成
コケを配置し終わったら、全体を少し上から押さえてあげて定着を促します。最後に、霧吹きで水を土全体に染み渡るように、またコケ全体にかかるように与えて完成です。

お手入れ方法

●置き場所
コケは光合成をして育ちますから、光が必要です。しかし暑さに弱いので、直射日光に置きっぱなしはNG。直接日の光に当たらない、でも明るい場所、カーテンで直射日光を遮った窓際などに置きましょう。そして晴れた日には、たまに外に出して日に当てるといいでしょう。
●与える水
コケの育成に肥料は必要ありません。水分を与えて育成します。しかし、水道水を苔にかけ続けるとミネラルやカルキなどが葉に蓄積して変色の原因になるので、余計な不純物が抜かれている「精製水」を与えるのがおススメです。
●水やり
コケは根を持たず、土から蒸発した水分や葉についた水分を葉から吸収します。容器の中の土が乾いてきたら、霧吹きや水差しを使って、コケ全体を湿らせ、土全体に染み渡るように水を与えます。土が吸収できないほどお水をあげすぎた場合は、ティッシュやスポイトで水を吸い取ってください。水やりは月1回程度で充分と言われますが、コケの種類やフタの有り無し、テラリウムの状態によっても変わりますので、中の乾き具合を見て調整してください。
●フタ
フタを開けると空気中の湿度が下がり乾きが早くなるので、ガラス容器のフタは水やりの時以外は外す必要はありません。フタが無くても育成できますが、フタがある場合より乾きが早くなるので、こまめに水やりしてください。

みなさんもぜひ、自分の発想力、想像力を最大限に発揮して、自分だけのコケテラリウムをつくってみましょう。

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