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  • 2021.11.30

天然素材でリースを作ってみよう!

天然素材でリースを作ってみよう!
奥山 英治
今回の案内人
ハローウッズ キャスト/
日本野生生物研究所代表/
ナチュラリスト/イラストレーター
奥山 英治

こんにちは! 日本野生生物研究所の奥山です。リースといえばクリスマスというイメージですが、最近ではお部屋の飾りなどで一年中楽しめるものが増えてきています。いろいろなタイプのリースが売られていますが、木の実やドライフラワーなど自然のものを自分で採取してオリジナルリースづくりに挑戦してみましょう。

リースの土台となるツル草を採取

まずは植物のツルを採取して、リースの土台となる輪を作ります。しかしツルならなんでもいいわけではありません。リースの土台に適したツルは、丈夫で長持ちするアケビのツルがいいでしょう。

野外に出るとツル草は里山の林道や道沿いに色々と生えていて、どれがアケビのツルか迷いますが、外見上の特徴として葉が3枚1組で付いているミツバアケビ、5枚1組で付いている五葉アケビを探すと良いでしょう。また、他のツルと比べると灰色で白っぽいのも見分ける目安です。

ツルは、地面から伸びる時に他の草や木を頼りに絡まるように上へ伸びていきます。伸びる過程でぐるぐる回って伸びているものはクセが強く、土台には向きません。あまり回っていない、できるだけまっすぐ伸びているものを探して採取します。
よさそうなツルを見つけたら、剪定バサミなどを使ってまっすぐな部分をできるだけ長く採取しましょう。

採取したツルでリースづくり!

材料のツルがそろったら、いよいよリースづくりです。まずはツルを好みの大きさに巻いていきます。ツルをらせん状に巻きつけながら輪っかを作っていきますが、太いものは3巻きくらい、細いものは何周も巻いて太さを出します。

土台の輪っかができたら、拾ってきたドングリや松ぼっくり、木の実や草のタネや花などの自然素材を飾り付けていきます。針金や糸を使って土台にくくり付けてもいいですが、ボンドなどの接着剤、またはプラスチックを溶かして接着させるグルーガンなどを使うと便利です。

生け花やフラワーアレンジメントと同様、飾り付けには作者のセンスが現れます。木の実などを着色する人もいますから、いろいろ試行錯誤していくうちにきっと自分好みの美しいリースが見つかるはず。あわてずゆっくりと、まずは自分の部屋の飾りとして作ってみてはいかがでしょう。

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ハローウッズは42ha(東京ドーム約9個分)の広さがあり、いつでも、誰でも、思いっきり遊べる元気な森です。人と自然が楽しくかかわり合い、自ら体験し、発見できるプログラムをたくさん用意して、皆さんをお待ちしています。

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