静岡県浜松市にあるトランスミッション製造部では、6月8日、工場敷地内のHondaWoods浜松の田んぼで従業員とその家族の皆さんにご参加いただく『田植え＆サツマイモの苗植え』イベントを開催しました。

例年なら梅雨入りしている時期であり天候の心配もありましたが、幸いにも好天に恵まれて13家族36名にご参加頂き、大盛況のイベントとなりました。

昨今、田植えは機械化が進み、なおかつ稲作農家さんも減ってきていることもあり、田んぼに入り、さらには手植えで苗を植える機会は少なくなってきているのが現状です。普段、何気なく食べているお米を、自ら作る過程を経験することで、農家さんの苦労や作物を育てる大変さを体験していただけました。今回皆さんの手で植えられたお米やおイモは、秋の収穫イベントでたくさん収穫できるよう大切に育てていきます。

そのほか、HondaWoodsの森や田んぼの周辺を散策する時間も設けられました。生物多様性の観点から見ると、田んぼが作られることでそこは多くの野生生物の住処となります。HondaWoodsの水辺エリアにもいろいろな生物がおり、中には絶滅危惧種なども住み着いているので、田んぼを作ることで多くの生物を育む環境の保全を行っていきます。子供たちは田んぼや池の中のミナミメダカやヌマエビを覗いて観察したり、シオカラトンボを追いかけたりして、水辺の生きものたちと触れ合っていました。

最後にHondaWoodsの森の最近の様子をお伝えします。ゲートエリアや鎮守の森、昆虫エリアでは、初夏を感じさせるような青々とした葉をつけた木々たちが風に揺られています。色々な鳥たちも、木の実や虫たちを食べている姿が見られています。

今後も「森のたより」では、浜松の森の様子をお届けしていきます！！

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