チャレンジの軌跡
生活の可能性が拡がる喜びを、すべての人に提供する
すべての人に「生活の可能性が拡がる喜びを提供する」ことを
目指した2030年ビジョンの実現に向けて、
世界中の一人ひとりの「移動」と「暮らし」の進化をリードしていくことを宣言。
活動指針である「喜びの創造」「喜びの拡大」「喜びを次世代へ」の3つの視点をもって、
企業姿勢である「質の追求による成長」を進めていく。
2020年代の日本
2020年、新型コロナウイルス感染症の影響により全国で緊急事態宣言が発出され社会経済活動が落ち込む。また日々の生活環境や習慣も大きく変化し、社会環境は大きな転換期を迎えた。価値感の多様化、高齢化の進展、都市化の加速、気候変動の深刻化、さらには電動化やIoTといった技術の進化による産業構造の変化がグローバルレベルで進む。
ホンダが提案する新時代の都市型コミューター
Honda e(2020年)
ホンダが新しいEVを開発するにあたり目指したのは、次のステージへの進化を感じるモビリティー。いろいろなモノやコトとつながりをもち、普遍的で心地良く、ウイットに富み、つい微笑んでしまうようなユニークな存在でありたい。Honda eは、柔軟な発想でこれまでのクルマにない魅力を追求し、豊かな未来を実現できることを目指してつくりあげた。
インド市場発のクラシカルなロードスター
GB350(2021年)
世界最大規模の二輪車市場をもつインドで、ホンダのシェアを拡大するべく投入したハイネスCB350を日本にも導入。GB350の名称が与えられ、トラディショナルなロードスターとして人気を集める。リラックスしたライディングポジション、直立した単気筒エンジンやスチール製の前後フェンダーなど、すべてにおいて味わい深さを求めたバイクである。
- ・新型コロナウイルス感染拡大
全世界的に大きな影響となる - ・英国がEU離脱
- ・自動運転車レベル3解禁、
「道路交通法」
「道路運送車両法」など
関連法規改正
- ・東京五輪、パラリンピック開幕
- ・改正地球温暖化対策
推進法成立 - ・二輪車メーカー4社、
EVバイクの着脱式
バッテリー標準化合意
- ・政府、半導体産業強化へ
コンソーシアム(企業連合)
立ち上げ発表 - ・国土交通省、新型車へのEDR
(イベントデータレコーダー)
搭載を義務化 - ・国土交通省、トラックバスの
自動運転車「レベル3」を解禁
ソニー・ホンダモビリティ株式会社
設立に関する合弁契約を締結※31
GMとホンダ、量販価格帯の
グローバルEVシリーズの共同開発に
合意
原付二種の新型レジャーバイク
ダックス125発売
HondaJet Elite IIを発表
バッテリー交換ステーションHonda
Power Pack Exchanger e:の
販売を開始
東風ホンダ新型EV e:NS1、
広汽ホンダ新型EV e:NP1発売
シビック TYPE R・シビック e:HEV
を発売
ホンダ「TYPE R」30周年
- ・自動車検査証の電子化(国交省)
- ・欧州連合(EU)がエンジン車販売を
2035年に禁止する方針を転換し
条件付きで認めることを決定 - ・自転車用ヘルメットの
着用努力義務化
- ※30:アルティウムバッテリーを搭載したGMのグローバルEV プラットフォームをベースに、ホンダ向けの新型電気⾃動⾞(EV)⼆⾞種を共同開発する内容に合意。また、GMとホンダの関係は20年以上前から始まっており、燃料電池やバッテリー、⾃動運転モビリティーサービス事業専⽤⾞「Cruise Origin(クルーズ オリジン)」といった協業にも取り組んでいる。
- ※31:ホンダの最先端の環境・安全技術をはじめとするモビリティー開発力、車体製造技術およびアフターサービス運営の実績と、ソニーが保有するイメージングセンシング・通信・ネットワークおよび各種エンタテインメント技術の開発・運営の実績を持ち寄り、利用者や環境に寄り添い進化を続ける新しい時代のモビリティーとモビリティー向けサービスの実現を目指している。