Gold Wing Stories
1984ゴールドウイング(GL1200)シリーズ
新設計エンジンで
さらなる余裕と快適性を追求した3代目モデル

1984年 ゴールドウイング(GL1200) アスペンケード(Aspencade)
ゴールドウイング(GL1100)は、アメリカでグランドツアラーとしての地位を確立しました。
開発チームはこれに満足することなく、さらに余裕をもって快適に走行できるツアラーを目指しました。
新設計エンジンは、GL1100をベースにボアとストロークをそれぞれ拡大し、それまでの1,085ccから1,182ccへと排気量のアップを図りました。
車体そのものも大きくし、ホイールベースを延長。タイヤサイズも見直しを図り、同シリーズ内でもバリエーションがあるものの、たとえば1983年のGL1100アスペンケードはフロント18インチ、リア16インチだったところ、1984年のGL1200アスペンケードはフロント16インチ、リア15インチとなりました。
そして、大型車ながらクイックな運動性能も追求し、理想の姿に近づけていきました。
こうして誕生したゴールドウイング(GL1200)は、さらに快適なグランドツアラーとしてアメリカを中心にファンを拡大していきました。
尚、このGL1200シリーズは、1987 Year Modelが最終となり、1988年のゴールドウイング(GL1500)に継承されていきました。