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対戦結果

対戦結果

第78回都市対抗野球大会 東海地区二次予選

6月13日(水)
試合会場:岡崎球場

チーム名 1 2 3 4 5 6 7 8 9
Honda鈴鹿 0 0 0 0 0 0 0 1 0 1
三菱重工名古屋 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
バッテリー Honda鈴鹿 三菱重工名古屋
投手:児玉-久武

二塁打
三塁打
本塁打

 Honda鈴鹿の先発児玉、三菱重工名古屋の先発諏訪の投げ合いで両者一歩も引かぬ息づまる投手戦のなか、Honda鈴鹿は8回に渡邊のヒットを足がかりに平手がライト前へタイムリーを放ち先制。この1点を児玉、久武の継投で三菱重工名古屋打線を散発3安打で得点を与えず、1-0で完封勝利し開幕戦を白星でスタートした。
 Honda鈴鹿の先発は児玉。児玉は立ち上がりから切れ味鋭い変化球を低目に集め、打たせて取るテンポの良い投球で試合のリズムをつくる。
 打線は三菱重工名古屋の先発諏訪に対し、緩急を織り交ぜた投球で凡打し、得点が奪えず序盤は投手戦で試合が進む。
 4回表Honda鈴鹿の攻撃は、一死後から4番中原が変化球をライト前へ弾き返し出塁。二死後から6番大槻が三遊間へ内野安打を放ち1、2塁。続く宮川がレフト前へ変化球をうまく弾き返し、先制かと思われたが相手の好返球に阻まれ無得点に終わる。
 先発の児玉は4回裏に、内野守備の乱れと四球から二死1、3塁のピンチを迎えるが、動じることなく後続を三振で切り抜ける。5回、6回、7回と先頭打者の出塁を許すが、持ち前の粘り強い投球で後続を併殺で切り抜け、味方の援護を待つ。
 試合が動いたのは8回表。Honda鈴鹿の攻撃は先頭の9番渡邊が初球をレフト前へ弾き返し出塁。盗塁も成功し無死2塁。このチャンスに1番平手が一二塁間を破るタイムリーヒットを放ち、渡邊が生還し先制。
 児玉は集中力を切らすことなく7イニングを投げ、3安打・無得点に抑える好投。
 8回裏からHonda鈴鹿は2番手久武にスイッチ。久武は2イニングを打者6人のパーフェクトに抑え込み、1点を守りきり1-0で三菱重工名古屋に競り勝った。
 苦しい試合展開ではあったが、終盤のチャンスを得点へ繋げたHonda鈴鹿が3年連続代表権獲得へ向け白星で発進した。