クルマは急に止まれない!
歩行者も「きちんと止まろう!よく見よう!」
クルマが時速40kmで走っている場合、運転者が「危ない」と思ってから、ブレーキをかけてクルマが完全に止まるまでの間に、一般的に22メートルの停止距離が必要です。これは、学校のプールより少し短いくらいの距離。つまり、運転者が危険を感じてもクルマは急には止まれません。けれども、小さなこどもたちはクルマは急に止まれないことを知らずに、あぶない時にはクルマが止まってくれると思いこむこともあります。だから、道路に出るとき、横断するとき、交差点を通行するときなど、歩行者も「きちんと止まる」「よく見る」習慣をつけましょう。親子で一緒に、いつもよく通る交差点などで「止まる」練習や「見る」練習をしてみるのもいいですね。