Africa Twin Stories
1993アフリカツイン (XRV750)
フルモデルチェンジを図った
3代目アフリカツイン

1990年に排気量を750ccに高めたアフリカツインは、早くも3年後の1993年にフルモデルチェンジし、総合性能がさらに向上しました。
新設計された角型断面のセミダブルクレードルタイプのフレームは、軽量化と低重心化を実現し、サスペンションの仕様を見直したことで走破性の向上を図りました。そして、リアタイヤには舗装路での高速走行に適したチューブレスタイプのラジアルタイヤを採用しました。
エンジンは、定評の水冷・4ストローク・OHC・V型2気筒750ccを搭載。エアクリーナーを燃料タンク前部に配置することで容量を増大させて吸気効率と、メンテナンス性の向上を両立しました。
また、燃料タンクやフェアリングの形状を一新して、さらに精悍なスタイリングを実現しました。

1993年 アフリカツイン(XRV750) 欧州仕様車

オンロードからオフロードまで快適な走行を目指したアフリカツイン
1996年、アフリカツインはさらに熟成が図られました。フロントアッパーカウルやスクリーンの形状を変更してウインドプロテクション効果を高めました。また、点火方式の変更やサイレンサーを大型化するなどで最高出力の向上につなげています。

1996年2月発売 アフリカツイン(日本仕様)
アフリカツインは1988年に650ccの排気量を備えたモデルを発売して以来、欧州を中心にアドベンチャーモデルとしてオフロードファンに高い支持を得てきました。
進化を続けるブランドとして、2000年に発売したアフリカツイン(XRV750)が、750ccとしての最終モデルとなりました。

2000年 アフリカツイン(日本仕様)