福祉の送迎は、狭い道の走行も多く内輪差や死角への特別な配慮が必要です。
そうした走行時の運転アドバイスのみでなく、お年寄りやお身体の不自由な方の
乗降時や走行時などを利用者の立場になって体験することにより
利用者への配慮の大切さを知っていただけるような教育を実施していきます。
車いすの利用者をリフトを使って乗車させる際、跳ね上げたリアゲートなどの頭部接触、車いすの固定やシートベルト忘れなどによる事故を防ぐための注意を確認
慣れない車両感覚とリアウインドウのプライバシー処理などで後方が見にくく死角も大きいこと、意外に大きいサイドミラーの死角などを再認識
自宅前まで送迎する必要から、狭い道に入ることも多く、曲がる時の内輪差やバックでの注意、切り返しなどで優しい操作を行うことを確認します
特に大きなサイズのクルマは、周囲を歩いて死角確認を行います。女性ドライバーも多いことから小型車でも注意が必要です
走行準備や実車訓練で体験した内容を落ち着いて振り返ることで、自身の課題を含め認識を高めます
送迎管理者も含め、送迎時での課題を共有し、組織全体でのレベルアップをめざします