Hondaの交通安全情報紙
SJ - The Safety Japan since 1971

NO.5222025 AUTUMN 秋号

全てのページを読む(PDF:2.56MB)

クローズアップ 運転技能向上トレーニングクローズアップ 運転技能向上トレーニング

1〜3面

脳科学の力でドライバーの事故を防ぐ
運転技能向上トレーニング「BTOC(ビートック)」

(株)仙台放送(宮城県仙台市・以下、仙台放送)は、東北大学加齢医学研究所 教授 川島隆太さんの監修を受けて、ドライバー向けの脳のトレーニングサービス「BTOC(Brain Trainer On Cloud)」を開発した。BTOCは「運転技能」「認知機能」「心理状態」を高めるスマートフォン用アプリで、タクシー会社や運送会社をはじめ様々な企業・団体が利用している。今回はBTOC誕生の背景と完成までの経緯を紹介する。

この記事のPDFをダウンロード(PDF:1.5MB)

クローズアップ 福祉安全運転クローズアップ 福祉安全運転

4面

運転リハビリテーションにKYTを取り入れ、
安全運転習慣の獲得を目指す

桔梗ヶ原病院(長野県塩尻市)は、脳血管障がいのある方などの運転再開に向けた支援(以下、運転支援)を行っている。2024年からはHondaのホームページで連載している動画による「危険予測トレーニング」を運転リハビリテーションに取り入れ、患者の安全運転への意識づけに役立てている。

この記事のPDFをダウンロード(PDF:913KB)

クローズアップ 四輪販売会社クローズアップ 四輪販売会社

5面

お客さまにHonda SENSINGの効果を正しく
理解していただく体感試乗会の拡大に向けて

Honda SENSINGは衝突軽減ブレーキ(CMBS)をはじめとする安全運転支援システムである。HondaはHonda SENSINGを幅広い車種に標準装備化するとともに、より多くの人にその効果と正しい使い方を理解していただく取り組みを進めている。そして、2025年度はHonda Cars(四輪販売会社)がHonda SENSINGの体感試乗会の場と機会を提供しやすくするための環境を整備した。

この記事のPDFをダウンロード(PDF:1.18MB)

クローズアップ 教育プログラムクローズアップ 教育プログラム

5面

Hondaが開発中の自転車教材の
運用方法を地域の交通安全指導者と検討

8月21日と22日の両日、Hondaが主催する「交通安全教育プログラム勉強会」が虎ノ門アルセアタワー(東京都港区)で開催された。この勉強会は、地域の交通安全指導者が相互の指導方法の確認や意見交換を通じて、指導力の向上に役立ててもらうこと、交通安全指導者の知識と経験を新たな教育プログラムの開発に活かすことを目的としている。

この記事のPDFをダウンロード(PDF:1.18MB)

SJ インタビューSJ インタビュー

6面

>

高齢運転者の交通事故防止を
公衆衛生学の視点から考える

筑波大学と東京大学、(公財)交通事故総合分析センターは交通事故データをもとに、高齢運転者の事故を起こすリスクが同乗者の有無によって異なるかを検討し、今年4月に「高齢運転者は同乗者がいると、事故を起こしにくい」という結果を発表した。研究グループの一人である市川さんに、公衆衛生学の視点から高齢運転者の交通事故防止について、どのように取り組んでいくべきかうかがった。

この記事のPDFをダウンロード(PDF:1.02MB)

TRAFFIC SCOPE

交通参加者の行動を観察する

7面

>

歩行者は信号機のない横断歩道を渡る時に手を上げているか?

「TRAFFIC SCOPE」は交通参加者の行動観察を通じて、ドライバーやライダー、自転車利用者、歩行者に守るべきルールがあることを再認識してもらうための連載記事です。

この記事のPDFをダウンロード(PDF:1.23MB)

危険予測トレーニング(KYT)

8面

第95回 夜間、店舗の前で対向車とすれ違う時(四輪車編)

あなたは夜間、片側1車線の道路で対向車とすれ違うところです。
左側には営業中の店舗があります。
安全に走行するためには、どのようなことを予測する必要がありますか?

この記事のPDFをダウンロード(PDF:1.18MB)

解答はこちら (PDF:1.01MB)

SJ クイズ歩行者編

8面

「夕暮れ時」や「たそがれ時」と呼ばれる薄暮時間帯※1に発生した交通死亡事故(2019〜2023年の合計)を月別にみると、最も多いのは何月でしょう?

@ 10月 A 11月 B 12月

※1 日の入り時刻の前後1時間。

単路※2において歩行者が道路横断中に死亡した事故(2013〜2023年の合計)では、歩行者の右側よりも左側から進行してくる車両と衝突することが多くなっています。夜間に限ると、その割合は何%でしょう?

@ 約60% A 約65% B 約70%

※2 交差点、交差点付近、踏切等を除く道路形状。

2024年の歩行中(第1・第2当事者)の交通事故死者数を法令違反別にみると、最も多い違反は次のうちどれでしょう?

@ 信号無視 A 横断歩道外の横断 B 走行車両の直前後の横断

※3 第1当事者は交通事故の当事者のうち、過失が最も重い者または過失が同程度の場合は被害が最も軽い者。第2当事者は過失がより軽いか、過失が同程度の場合は被害がより大きいほうの当事者。

この記事のPDFをダウンロード(PDF:1.18MB)

解答はこちら (PDF:854KB)