2011年6月から2016年9月までの間、
授業はこれまでに約21,000人の子どもたちが参加してくれました。
これからも、各県の教育委員会と連携し、
活動範囲を広げて行く予定です。
宮城県女川町立女川小学校でASIMO特別授業を行いました。
震災から2年が経った2013年3月。女川第一小学校、女川第二小学校、女川第四小学校の3校が合併して、女川小学校となりました。海も山も川も、豊かな自然が広がる女川の地で育った子どもたちは、元気いっぱいで体を動かすことが大好き。和太鼓演奏や芸術活動も盛んで、心もすくすく成長しています。
東日本大震災により、女川町は町全体が甚大な津波の被害にみまわれました。震災当初は通学路が瓦礫に埋もれ、かろうじて道がある状態でしたが、現在は整備された道路が続いています。女川駅をスタート地点に、駅前には商店街、高台には住宅街と、少しずつ新たな町が生まれつつあります。一方でたくさんの仮設住宅と、新築の住居エリアなど未だ開発中の場所も多く見受けられます。まだまだ道半ばではありますが、明るい復興の兆しが感じられました。
ASIMOとはじめましての子も、5年前に会ったことがある子も。
「今日のASIMO特別授業はどうだった?」感想を聞いてみました。
サッカーが大好き。
私は右利きだから
右足でボールを蹴るけれど、
ASIMOは左足でボールを蹴っていて
すごいと思いました。
5年前よりも、ASIMOの動きが
スムーズになったと思います。
ASIMOも成長しているんだな
と感じました。
もしもASIMOが
クラスメイトだったら…。
一緒に算数の授業を受けたい。
計算問題、勝てるかな?
町のバスケットボールチームで
練習を頑張っています。
いつかASIMOと、
バスケットで対戦したいです。
そのときは、負けません!
おもちゃを分解して、組み立て直し
たりしてものづくりに興味があります。
いつかASIMOみたいなロボットを
作れたらすごいと思います。
本田技術研究所 基礎技術研究センター
ロボットが作業できるようになるための、知能化研究・制御機能開発に携わっています。
これからも「Hondaの社会活動」では、
子どもたちの育成支援活動を始め、地球環境を守る活動、交通安全の普及活動など、
幅広い分野でさまざまな取り組みを展開してまいります。
合言葉は "Together for Tomorrow"
このロゴは、みんなで力を合わせ、夢のある明日の社会づくりをめざすというHondaの社会活動の考え方を表しています。