遂に開幕した都市対抗東海地区予選、初戦は東邦ガス。過去9年公式戦で勝てていない難敵が初戦の相手となった。
なんとしても先制したいHonda鈴鹿、初回キャプテン杉本がレフト線に2ベースヒットを放ちチャンスを作る。続く飯田はサードゴロに倒れるも一塁に果敢にヘッドスライディングし勝利への執念を見せると、気迫に押されたか4番畔上のライナー打球を相手ショートがエラー。貴重な先制点を挙げた！続く3回、杉本が今度はライトオーバーの3塁打！中継プレーの乱れの間にそのまま一気にホームに駆け込み、点差を2点に広げた。先発平井は、ランナーを出すものの要所を締める気迫のピッチングで相手にチャンスを与えない。一方東邦ガスもエース水田がさすがのピッチング、4回以降は両投手の意地のぶつかり合いとなり、スコア2-0で試合は終盤に突入する。
試合が動いたのは7回裏、先頭打者中村がレフト前ヒットで出塁すると、澤田の犠打で一死二塁。ここで加藤が初球をジャストミート！右中間を破るタイムリー3ベースヒットで、貴重な追加点を挙げ、水田をKO！勢いづくHonda鈴鹿、続く大城戸が四球からスチールを決めゆさぶりをかけると、杉本の打席の時に相手投手がボーク。さらに1点を追加、試合を決定付けた。平井は8回に3連打で2点を失ったものの、後続を三振、牽制刺、三振と自らの腕で完全シャットアウト。9回も、四球で走者を出すもラストバッターを併殺に打ち取り148球の完投。
1000名を超える大応援団の熱い声援とそれに応える選手の気迫のプレーで、難敵東邦ガスを撃破！最高のスタートを切った！！