決勝トーナメント進出のために絶対に負けられない長野大会3戦目の相手は、都市対抗通算7度の優勝を誇る東芝。多種多彩な投手陣と強力打線を擁する全国でも屈指の強豪チームである。
先発の平井が中1日の登板ながら気迫のピッチングで1回、2回を3三振を含む3者凡退と最高の立ち上がりを見せると、打線も1回2アウトから飯田、畔上の連続ヒットでチャンスを作ると、5番石井が豪快に左中間を破る2点タイムリー2ベース！2回にはランナーを2塁において大城戸が鮮やかなセンター返し！リードを3点に広げ、このままHonda鈴鹿ペースで試合が進むと思われたが、3回、4回平井の甘く入ったボールを東芝打線は見逃さず、あっという間に同点に追いつかれてしまう。この嫌な流れを引き戻したのが、主将の杉本。5回裏、ヒットの中村を2塁に置いて左中間を破る執念のタイムリー3ベース！再びリードを奪い試合の主導権を握った。終盤8回には本日2本目となる石井の2ベースを皮切りに4連打の猛攻！怪我から復帰の澤田にもタイムリーが飛び出し、このイニングに一挙3点！試合を決定付けた。終わってみれば、今までの鬱憤を晴らすかのような14安打の大爆発！予選ブロック2位以上確定し、決勝トーナメント進出を射程に捉えた！！