6月5日（水）岡崎市民球場
都市対抗予選 第6代表決定トーナメントの3回戦 西濃運輸戦、先発は土肥。土肥は立ち上がりの先頭打者にいきなり2ベースを浴びピンチを迎える。しかし、後続を打ち取り得点を許さない。土肥は以降もヒットと四球でランナーを背負う苦しい投球となるが、要所で投げる140km/h後半の直球で決定打を許さず無失点で切り抜ける。
先制したい打線は3回、先頭の杉本がライト線への2ベースを放ち出塁、続く藤原がきっちりとバントを決め3塁に進むと澤田の浅いレフトフライで迷わす本塁を落とし入れ1点を先制する。しかし、4回表の西濃の攻撃 先頭打者に2塁打を打たれ送りバントで1死3塁のピンチを迎える。ここで相手1番にタイムリーを浴び同点とされる。
土肥は5回にも2死満塁のピンチを迎えるが無失点で切り抜け5回を投げ切る。6回からは前橋が登板。前橋は土肥同様に140km/h後半の直球とフォークを有効に使った投球で相手にチャンスすら与えない投球を見せ6回から9回まで1人もランナーを許さない完璧なリリーフで味方の得点を待つ。得点したい打線だが、得点圏に再三ランナーは進めるもののあと1本が出ず得点出来ない。試合は1-1のまま延長戦へ突入する。延長に入り西濃は12回、13回といづれも先頭打者をヒットで出すが前橋が踏ん張り無得点。迎えた14回裏のHonda鈴鹿の攻撃、先頭の早川と続く大槻の連打で1・2塁のチャンスを作る。杉本もヒットで続き1死満塁とサヨナラのチャンスを迎える。ここで1番 藤原がレフトへ犠牲フライを打ち上げサヨナラ勝ち。東京ドームまであと2勝となる勝利をサヨナラで勝ち取った。