MONTHLY THE SAFETY JAPAN●2001年4月号
特集:交通事故負傷者数115万人の減少に向けて
●セコム
|
交通教育センターを活用した
セキュリティ・ドライビング教育
|
セコム東京本部は、全社的な安全指導のシステムを導入しているほかに、交通教育センターレインボー<埼玉>での定期的研修会(新人研修とスキルアップ研修)を実施し、事故減少に効果をあげています。
研修内容は実技中心で、カリキュラムは同センターとセコム側で意見を調整して決めます。梅雨時や冬場は滑りやすい路面での講習を入れるなど、季節によって内容を変えています。受講者はその後安全意識がより向上し、不安全行動は減少しているそうです。
松田槌男・本部事業部車両担当課長は研修のねらいを「セキュリティ事業を中核とした事業を展開するセコムの社員としてふさわしい安全運転意識を醸成してもらうことです。『自分のみならず、相手をも守る運転』をテーマとしているセコムにとって相手車両や相手歩行者の立場を理解することは必須条件です。危険を安全に体験してもらい、運転が危険であることを理解してもらったうえで安全な運転を心掛ける社員になってもらいたい」と考えています。 |
前のページへ|このページのトップに戻る|次のページへ
|