MONTHLY THE SAFETY JAPAN●2001年4月号
特集:交通事故負傷者数115万人の減少に向けて
● ジョーシンサービス
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事故を7割減らした安全運転活動の仕組み
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ジョーシンサービスは、94年から鈴鹿サーキット交通教育センターでの安全運転研修会を始めました。前年の93年の事故は89件。とくに運転歴の浅い社員による事故が60件近くあり、鈴鹿での研修会を取り入れることになったそうです。「それまで行なっていた社内での取り組みに鈴鹿の研修を加えたことで、事故防止の効果をあげたと思っています。鈴鹿での研修は実践的なことを学ぶほかに、鈴鹿で研修を受けたという自信や安全運転への意識を高める面での効果も大きいと考えています」と同社サービス統括部取締役部長の村田博さん。
こうした活動により、同社の交通事故件数は、93年の89件から、2000年は26件と、7割以上減少しました。村田さんは、「減ったといってもまだまだです。所有台数の約3%の事故数で優良企業といわれるそうですから、それを目指します」と、力強く語っています。 |
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