東日本大災害への支援活動

震災から時が経った現在も、未だに不自由な生活を強いられている多くの方がいらっしゃいます。そんな中、子どもたちにモノづくりの楽しさを感じてもらい、心の癒しとなりたいという想いで「ドリームハンズ(ダンボールクラフト)」を実施しています。


岩手県
岩手県宮古市の「宮古市崎山自治会館」でドリームハンズ(ダンボールクラフト)を実施

東日本大震災から4年、未だに津波被害の爪あとが多く残る岩手県宮古市で、地域の子どもたちにモノづくりの楽しさを体験してもらおうと「ドリームハンズ(ダンボールクラフト)」を、2015年11月1日(日)に実施しました。宮古市生活復興支援センターによる募集のもと12人の小学生が集まり、「ミニASIMO」づくりに取り組みます。子どもたちから「ここはどうするの?」「手がベトベトになっちゃった」などの声に、3人の従業員ボランティアがサポート。手こずりながらも全員が「ミニASIMO」を完成。「むずかしかったけど、楽しかった!」「またつくってみたい」などと、うれしい感想を伝えてくれました。




宮城県
宮城県仙台市の「榴岡児童館」でドリームハンズ(ダンボールクラフト)を実施

2015年9月19日(土)、東日本大震災の被災地域に住む子どもたちに、モノづくりの楽しさを体験してもらう活動の一つとして、仙台市の榴岡(つつじがおか)児童館で「ドリームハンズ(ダンボールクラフト)」を実施しました。この日は、「ミニASIMO」のキットを用意。4人の従業員ボランティアが、20人の小学生に製作方法をレクチャーしました。子どもたちは、わいわいと楽しみながらASIMOを製作。最後は、仕上がったASIMOを手にした子どもたちの“笑顔の花”が満開に。館長は、「この地域は、見た目はきれいになりましたが、実際にはまだ復旧の段階です。その中で、自分たちのために来てくれ、楽しくコミュニケーションをとりながらモノづくりを行うこの活動は、子どもたちの心を癒やしてくれていると思います」と話してくださいました。




福島県
「本宮市役所 本宮第1児童館」でドリームハンズ(ダンボールクラフト)を実施

Hondaは「夢のある明日の会社づくり」を目指して、未来を創る子どもたちの育成支援を行っています。ドリームハンズ(ダンボールクラフト)も、その一つ。このプログラムは、通常、Hondaの事業所(栃木県、埼玉県、静岡県、三重県、熊本県)周辺で、従業員とOB・OGのボランティアスタッフが中心となって実施しています。ですが、今回は東日本大震災からの復興支援の一環として、福島県で初めて開催することになりました。会場は福島県本宮市第一児童館。震災から4年が経過しましたが、今もなお不安が残る生活の中で、少しでも子どもたちに楽しんでもらいたい…と福島県で始動したHondaの取り組みを、子どもたちの様子とともに「レポート」でご紹介します。

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