9月最後の開催となる今回は、宮城県東松島市。ボランティアの方々により塗られたという校庭の遊具は色鮮やかでした。運動場では昼休みを楽しむ子ども達が、設営準備をしている私たちの作業を見ようと興味津々で近寄ってきました。
この日は、大曲小学校の開校記念日。冒頭、校長先生から「皆さんにもお誕生日があるように、学校にもお誕生日があるんですよ!」などと、ゆかいな講話があり、その後、「アーシモー!」と子どもたち全員の大きな声に呼ばれ、ASIMOが登場しました。
ASIMOがフラダンスを披露する場面では、子どもたちは大爆笑。「かわいい!」という声があちらこちらであがりました。また、サッカーボールを蹴る場面やドリンクを運ぶ場面でも、興味を持ってくれた様子。特に、高学年になってくると、最新型のASIMOが複数の声を同時に聞き分ける映像を見て「すごーい!」と感動するシーンも見られました。
授業終了後には、先生からASIMOに関する質問がありました。ASIMOの身長や初めて歩いた日、披露した得意技など、どんな質問にもすらすら即答する子ども達。その記憶力にHondaのスタッフは驚いていました。
ASIMOより先に生まれたP2(身長182p)とASIMO(130p)
大曲小学校
授業では、元気良くまっすぐに伸びた手が、たくさんあがります
ASIMOが、ジュースを載せたトレイを運ぶ場面
・低学年には身体の"重心"の話は難しかったと思いますが、全体的に動きを交えた、わかりやすい説明でした。
・ASIMOを知らない生徒が多いと思っていました。でも、高学年の子などはすでに知っている生徒も多くいました。
・キャリア教育にも力を入れておりますので、開発者の苦労話や、企業の人が実際に来てくれて運営をしているところなどを子ども達に見せられたところが良かったです。