4年生141人を対象に、2日にわけて「森の夢工房」を実施しました。各日70人ほどと大人数の児童の参加に、OBによるボランティアスタッフは15人以上でサポートしました。最初はなかなか作業が進まず、時間内に作品が完成するか心配されましたが、徐々にペースをつかみ、結果的には複数作品を完成させた子が半数を超えて驚かされました。作品はF1カーが多く、直径10cm以上の太い丸太を手にして「この丸太の輪切りをタイヤにして、F1マシンをつくりたい!」という児童もいましたが、今回は時間の関係から小さいサイズに。それでもでき上がったF1カーを手に「カッコいい」と、満足そうな笑顔を見せていました。
越谷市科学技術体験センターで夏休み恒例行事となっている「森の夢工房」を、今年も実施しました。夏休み最後の思い出作りを兼ねて小学生30人が集まり、OBなどのボランティアスタッフ14人がサポートします。最初は環境問題についてレクチャー、子どもたちは真剣な表情で聞き入っていました。そして作品づくりがスタート。サンプルの木工作品を前に「これをつくりたい!」「この材料は何ですか」などスタッフへ積極的な質問が飛び交い、自然素材を手に取って選んでいきます。ノコギリやカナヅチなどの本格的な道具は初めて使う子ばかりで、スタッフのアドバイスをもらいながら作業を進めました。最後の発表会では、見守っていた保護者に向けて作品を大きく掲げてみせる姿が印象的で、みんな満足で終了しました。
夏休み中の小学生37人を対象に「森の夢工房」を実施しました。13人のOBボランティアスタッフが作業をサポートする中、丸太切りコーナーのノコギリを見て「使うのは初めて!」と子どもたちが集まってきます。スタッフが熱心に指導する中、汗をかきながら一生懸命に丸太切りに取り組む児童たち。見事に切断できると「やったあ!」と大きな歓声が上がりました。会場は和気あいあいとモノづくりを楽しむ雰囲気に包まれ、次々と自由な発想の作品が出来上がっていきます。完成した作品を手にした子からはスタッフに「夏休みの最初にこんな体験をさせくれて、ありがとうございました!」と、うれしい声をもらいました。
毎年夏休みになると「森の夢工房」を開催してきた東浦和公民館で、今年は「草木染め」を実施ました。参加したのは地域の小学生25人、従業員とOBによるボランティアスタッフ9人がサポートします。子どもたちは白いハンカチにどんな柄を描くか想像し、ビー玉や輪ゴムを使って絞りをつくっていきます。それを染め液に浸してミョウバンとクエン酸を加え色を定着させますが、スタッフから「ミョウバンとクエン酸、それぞれ何色に変化するでしょうか?」と問題を出すと、「赤!」「紫!」「ピンクだったらいいなあ」と次々に答えが返ってきました。実際にはミョウバンによって紫、次いでクエン酸を加えるとピンクになり、その変化に驚きの声が上がりました。最後に絞りを外すと、そこには自分だけの模様が現れ「すごい!」「きれいにできた!」と言いながら互いに作品を見せ合って笑顔に。最後は、みんなで地球環境を守るために水を大切に使う約束をして、活動を終了しました。
3年生60人を対象に「森の夢工房」を実施しました。この日は35℃の猛暑日で心配しましたが、会場の体育館は風が吹き込んでさわやか。子どもたちは暑さに負けず元気にあいさつをしながら会場にやってきました。OBボランティアスタッフ20人がサポートし、モノづくりをスタートすると丸太切りが大人気で、すぐに長い行列ができていきます。盛況だった丸太切りコーナーが落ち着くと、全員が集中して作品づくりに取り組み「トトロの森」「森の中のキリン」「飛び出すナメクジ」などユニークな作品が完成し、最後の発表会では子どもたちの笑顔があふれました。
夏休み初日に地域のコミュニティセンターで、近隣に住む小学生30人を対象に「森の夢工房」を実施しました。子どもたちは30分以上前から会場に集まり元気いっぱい。作品見本を熱心に観察しながら、「何をつくろうかな!」とモノづくりに向けて思いを巡らせていきます。この日は、従業員とOBによるボランティアスタッフ11人がサポート。活動をスタートすると、張り切って材料を選び、ノコギリやカナヅチなどの道具類を手に取って、思い思いの作品づくりを進めていました。最後は保護者の前で発表会を行い、それぞれが作品を手に工夫したところなどを得意げに紹介してくれました。会場出口ではスタッフが並んで子どもたちとハイタッチ! 最後まで楽しく活動して終了しました。
一昨年に3年生を対象に開催した冨塚西小学校で、5年生になった児童69人を対象に再び「森の夢工房」を実施しました。17人のOBボランティアスタッフが会場で待っていると、入場した児童から「3年生の時は、ありがとうございました!」「あっ、○○さんだ!」「私のこと覚えていますか?」など次々と声が上がります。再会を喜び合ってモノづくり体験スタートです。丸太切りに並ぶ子たちは「3年生の時にノコギリの使い方を教えてもらったから、今日は大丈夫!」と張り切っていましたが、やはり難しく、スタッフの指導を受けながら進めていきました。子どもたちは一度体験している活動とあって、個性ある作品をどんどん完成させていきます。ドングリをタイヤにした「ドングリカー」、水鉄砲、ヒノキの丸太の皮をむいて磨き上げ、ツルツルな質感が楽しい作品など、数々のユニークな発想がカタチになり、発表会は大盛り上がりでした。見学していた4年生の児童からは「来年は5年生になるので、また来てくれる?」と嬉しい声をもらいました。
5・6年生合同で30人を対象に「自然塩づくり」を実施しました。OBによるボランティアスタッフ11人がサポートし、環境レクチャーの後、グループに分かれて海水を火にかけ、煮詰めていく作業をスタート。最初は「海水を煮るの?」「なにをすればいいの?」と戸惑う子が多くいましたが、高学年とあってすぐに自分で考えながらできることを始め、使い終わった道具をしまったり、洗い物をしたりとみんな積極的でした。海水が煮詰まって白くにごり出すと「これが塩なの?」「すごい!」と歓声が上がります。焦げないよう休まずにシャモジでかきまぜていくと、やがてサラサラの自然塩が完成しました。できあがった自然塩は顕微鏡で結晶を観察し、全員で味を確かめると、「家に持ち帰って、いつもの塩と味比べをしてみたい」などの声が聞かれました。
4年生21人を対象に「森の夢工房」を実施しました。OBによるボランティアスタッフ12人がサポートし、まずは環境レクチャーで環境問題について説明、「どうして雨はふると思う?」と児童に問いかけると、みんな積極的に手をあげて答えてくれました。今回の子どもたちは授業でノコギリの使い方を習ったことがあり、いつもは混み合うノコギリの丸太切りも、上手にノコギリを使って丸太や竹を切って交代していくのでスムーズです。おかげで時間に余裕ができて、いくつもの作品を完成させる子もいました。発表会では太い木の輪切りを白に、細い木の輪切りを黄色に塗って重ねてつくられた「目玉焼き」、木と竹を組み合わせた「クルマ」など、楽しい作品が登場して大盛り上がり。最後は子どもたちからスタッフに「ありがとうございました」「楽しかった!」と感謝の言葉が送られました。
本田宗一郎の出身校である光明小学校で、4年生を対象に「森の夢工房」を実施しました。毎年、近隣にある4校合同で開催してきましたが、2校が閉校となり、今年は浜松市立横山小学校から児童3人を招いて2校合同の60人が参加しました。OBによるボランティアスタッフ19人がサポートする中、材料選びから体験がスタート。山間部にある学校のため、日ごろから森林に親しんでいる子どもたちは、自然素材の材料を見ると「この丸太は桐の木だね」「スギゴケがある!」「桧の葉っぱを使ってみよう」など、草木の名前を言い当てながら選んでいきます。これまでの活動で材料名を言えた子はほとんどおらず、「ほお〜」とスタッフから感心の声が上がりました。作品づくりでは、いつもは人気がある竹はあまり使われず、木の枝やドングリなど森の素材による作品が目立ちました。活動の最後は、児童代表が一生懸命にお礼の言葉を伝えてくれて、スタッフに笑顔が広がりました。
5年生146人を対象に、2日間に分けて「自然塩づくり」を実施しました。5年生は授業で結晶について学ぶので、その前に海水から塩の結晶ができるまでを体験します。環境レクチャーでは自然塩について説明し、濃度が違う塩水をビーカーに入れて浮力の実験も行うと、子どもたちはすっかり興味津々です。いよいよグループに分かれて海水を煮詰めていくと、やがて自然塩が現れて教室は大盛り上がり。「すごい!」「本物の塩なの?」と声が上がります。できあがった自然塩は顕微鏡で結晶を観察してから、みんなで味をたしかめます。「しょっぱい!」「本当に塩だね」と感想を伝え合い、最後に環境を大切にする約束をして活動を終了しました。
5年生176人を対象に、2回に分けて「森の夢工房」を実施しました。今回は2017年度最初の活動で、2回とも20人ほどのOBのボランティアスタッフがサポートします。今回の生徒たちは「環境わごん」は初めてのため、スタート前から材料コーナーの自然素材や、ノコギリやカナヅチなどの本格的な工具類に興味津々。活動がスタートすると材料となる丸太や流木などを手にして熱心に選んでいき、スタッフに質問しながらノコギリなどの工具を使って、自分だけの作品づくりを進めていきます。でき上がった作品は創意工夫にあふれた作品ばかり。発表会ではヤシ科のシュロの木からとれる繊維質の樹皮でつくった「原始人」や、竹筒と輪切りの木を組み合わせた「変な店」など、ユニークで笑いを誘うものも登場し、みんなで盛り上がりました。
2017年度の環境わごんの活動スタートを控え、「森の夢工房」開催に向けての準備を実施しました。2日間の日程で、各日とも約20人のOBボランティアスタッフが集結。1日目は子どもたちが作品づくりで使う木材用意のため、山から間伐した木材を1cmの等間隔で輪切りにしました。今回は1,200枚ほどの木の輪切りを作成! 2日目は見本作品の補修と製作で、作品づくりのヒントにはどんな作品がよいのか、子どもたちが喜ぶものを考えながら、新たな見本作品をつくりました。「森の夢工房」の準備は完了。2017年度も自然について学びながら、5感をめいっぱい使ってモノづくりを楽しんでいただけるよう、ワゴンで子どもたちのもとへ向かいます。