四輪駆動で機動性が高く、砂浜での走行に適した乗り物。「サンドレーキ」や
「サンドスクリーン」を牽引します。低圧タイヤを使用し、砂浜の生物などにも
配慮。タイヤ1本あたりの砂地への接地荷重は、体重60kgの人が立ったときの
荷重とそれほど変わらず、砂浜への負荷を軽減しています。
ATVに取り付け、時速約5kmで牽引。
底部についた多数のピンが砂を掘り起こし、
中に埋もれたゴミを引っかけて回収します。
また、砂地をやわらかくし、「サンドスクリーン」を
かけやすくする効果もあります。
重量約30kg、ピンの長さは砂の中に
生息する生き物への影響が少ないと
される10cmとしています。
ATVに取り付け、時速約20kmで牽引。前部の鉄の
バーが小さなゴミを砂とともに跳ね上げます。
スクリーン(網)をバタバタと振動させて砂をふるい
落とし、ゴミだけを回収するしくみです。
重量は約70kg。砂浜への負荷を小さくするため、
できる限りシンプルで軽量な構造を追求しました。
トレーラーの荷台にレール状のパイプを組んでゴミを回収する場所。
「サンドレーキ」「サンドスクリーン」が集めてきたゴミはここで回収され、
ボランティアスタッフの手で丁寧に分別されます。
※集めたゴミは、自治体ご協力のもと、回収・処理をしていただいています。
回転式ドラムの中にゴミ混じりの砂をスコップで投入し、ぐるぐる回すことで
砂をふるい落としてゴミを回収。これにより、地域の皆さんも機材を使った
作業への参加が可能になり、楽しみながら「Hondaビーチクリーン活動」を
体験していただけるようになりました。
●ATVやビーチモンパルで牽引したり、手動でドラムを回転させると、
砂が落ちてゴミが中に残ります。
●サンドレーキやサンドスクリーンが使えない、砂が湿った波打ち際や海岸の
隅でも使用でき、活動範囲が広がりました。
●ATVの運転は、ビーチクリーン活動のための安全運転講習を受講したHondaグループの従業員に限らせていただいて
いますが、このモンパルなら、地域の皆さんにも運転していただくことができます。
●「Hondaビーチクリーン活動」は、各海岸の管理者となる国・都道府県・市区町村などの自治体とHondaとの連携を基本にさせていただいております。実施するにあたり、まずは、自治体から要請をいただく必要があります。
●手拾いのボランティアに参加をご希望される場合は、主催者である地域の自治体へご確認くださいますようお願いいたします。
●砂浜へのATV(全地形走行車)の乗り入れなどについては、事前に砂浜を管轄する自治体に許可を受けています。
●ATVの運転は、「Hondaビーチクリーン活動」を安全に実施するため、Hondaの従業員向けに行う安全運転講習を受講した者に
限らせていただいています。
●「Hondaビーチクリーナー」は、Hondaの社会貢献活動のための機材として使用しており、販売や貸与などは行っていません。
また、ATVは、現在日本での販売は行っておりません。