2022.06.01 update
国内最大の自動車技術展「人とくるまのテクノロジー展2022 横浜」に出展。
カーボンニュートラルを目指しHondaの最新環境技術をご紹介。
2022年5月25日から27日までパシフィコ横浜で「人とくるまのテクノロジー展2022 横浜」が開催されました。(主催:公益社団法人自動車技術会)本イベントは昨今の環境問題の深刻さから、脱炭素という地球規模でのニーズが高まり、多くの国・地域が「2050年カーボンニュートラル達成」という目標を宣言しています。自動車業界においてもこれまで以上に技術開発に広がりを持たせ、業界内外の垣根を超えた協力が行われていますので、それらの取組みをご紹介したイベントです。
2022年5月25日から27日までパシフィコ横浜で「人とくるまのテクノロジー展2022 横浜」が開催されました。(主催:公益社団法人自動車技術会)本イベントは昨今の環境問題の深刻さから、脱炭素という地球規模でのニーズが高まり、多くの国・地域が「2050年カーボンニュートラル達成」という目標を宣言しています。自動車業界においてもこれまで以上に技術開発に広がりを持たせ、業界内外の垣根を超えた協力が行われていますので、それらの取組みをご紹介したイベントです。
展示コンセプト
Hondaは、「自由な移動の喜び」を叶えるトータルモビリティカンパニーとして、技術・ノウハウを連携することで、未来の可能性を切り拓く次世代モビリティや人々の暮らしに役立つ製品を生み出し続けています。
環境視点では2050年に、企業活動や全製品で、「カーボンニュートラル」を実現するという大きな目標を掲げています。その目標を達成するためのひとつの取組みとして、今回、次世代FC(燃料電池)システムやモバイルパワーパックの取組み事例をご紹介しました。
Hondaの次世代FC(燃料電池)
水素社会実現に向けたFCの本格普及を目指した新しい水素燃料電池システムについて紹介しました。新しい技術を投入することで、低コストの実現や耐久性を向上させ、さらに用途の拡大を検討しています。
具体的な取組みとしては、現在、ゼネラルモーターズ(GM)と共同開発しているFCパワーユニットプロトタイプは第二世代の燃料電池システムとして、さまざまな分野で活用しようと進めています。
FC大型トラックの車両開発においては、いすゞ自動車株式会社との共同研究を進めています。トラックは長距離走行が必要で、EV化では大量のバッテリーを搭載する必要があるため、バッテリーに比べるとエネルギー密度の高いFC化が向いていると考えています。既にテスト走行の運転をしており、2022年内に路上走行できるように準備を進めています。
また、定置電源のカーボンニュートラル化としてFCが注目されています。現状ではガスタービンやディーゼル発電機などがその用途に使われていますが、そのCO2排出を削減する手段が必要です。その一つの事例としてデータセンターの非常用電源の技術開発にも取り組んでいます。
<人とくるまのテクノロジー展2022 YOKOHAMA>
・主催者:
公益社団法人自動車技術会
・リアル会場:
パシフィコ横浜
・開催日時:
2022年5月25日(水)~5月27日(金)
・オンライン会場:
公式サイト
https://aee.expo-info.jsae.or.jp/ja/yokohama/
・公開期間:
2022年5月25日(水)~5月31日(火)
<人とくるまのテクノロジー展2022 NAGOYA>
・主催者:
公益社団法人自動車技術会
・リアル会場:
ポートメッセなごや
・開催日時:
2022年6月29日(水)~7月1日(金)
・オンライン会場:
公式サイト
https://aee.expo-info.jsae.or.jp/ja/nagoya/
・公開期間:
2022年6月29日(水)~7月5日(火)
(取材日 2022年5月26日)