2022.04.21 update

Hondaは、経済産業省が公表した「GXリーグ基本構想」に賛同しました。

GXリーグとは、2050年カーボンニュートラル実現と社会変革を見据えて、GX(※)ヘの挑戦を行い、現在および未来社会における持続的な成長実現を目指す企業が同様の取組を行う企業群を官・学と共に協働する場で、GXへの挑戦を行う企業が、排出量削減に貢献しつつ、外部から正しく評価され成長できる社会(経済と環境および社会の好循環)を目指すものです。

GXリーグでは、
(1)生活者にとってのカーボンニュートラル時代の未来像のあり方の議論
(2)未来像を踏まえた、新たなGX市場形成のあり方(ルールメイキング等)の議論
(3)社会での効率的なCO2排出削減を行うための自主的なCO2排出量取引の試行
の3つのプロジェクトが実施される予定です。

GX(グリーントランスフォーメーション)とは、経済産業省が提唱する、経済成長と環境保護を両立させ、「2050年までに温室効果ガスの排出を全体としてゼロにする」という、カーボンニュートラルにいち早く移行するために必要な経済社会システム全体の変革を意味する成長戦略です。

Hondaのカーボンニュートラルに対する取り組み

Hondaは、1960 年代から積極的に環境課題の解決に取り組んできました。

1992年に、すべての環境取り組みの指針となる「Honda 環境宣言」を制定し、2011年に、「Honda 環境 ・ 安全ビジョン」を定めて、着実に環境負荷低減を進めてきました。

2021年には、「環境負荷ゼロ」の循環型社会の実現をめざした「Triple Action to ZERO」を掲げ、2050 年に、Honda が関わるすべての製品と企業活動でのカーボンニュートラル(二酸化炭素排出量、実質ゼロ)をめざすことを宣言しました。
更にその実現への一歩として4月12日に、「四輪電動ビジネスの取り組みについて~電動化に向けた進捗と将来への事業変革~」の会見を行いました。

この高い目標は、Honda単独で成し遂げられるものではなく、経済社会システム全体の変革を、同様の取組を行う企業群や官・学との協働が必要と考え、このような活動にも積極的に賛同し、その仕組みづくりにも貢献していきます。

GXリーグ基本構想について(経済産業省)

GXリーグ設立準備公式WEBサイト