全国大会 2011 レポート&リザルト

大会概要

"本田宗一郎杯 Honda エコ マイレッジ チャレンジ 2011 第31回 全国大会"は、2011年10月8日（土）、9日（日）の2日間、栃木県ツインリンクもてぎにて開催いたしました。本大会は、限りあるガソリンの有用性を考え「1リットルのガソリンでどこまで走れるか？」をテーマとし、自由な発想であらゆる可能性にチャレンジする燃費競技大会です。全国各地の中学校や高等学校、大学、短大、高専、専門学校や、社会人のチームが毎年多数参加しています。今年のエントリー数は、412チームが参加し、内32チームが初参加となりました。海外からは、中国、タイ、ベトナムの3カ国から代表4チームがニューチャレンジクラスに参加し、中国チームとタイチームが入賞し活躍するなど、国際色が豊かな大会にもなりました。

今年は412チームがエントリー！燃費の記録に挑戦しました。

開会式の選手宣誓は、茨城県立総和工業高等学校 松井 修平さん

伊東 孝紳大会名誉会長のフラッグで競技スタート。

天気もよく、大会日和となりました。

決勝日は、午前8時より開会式が行われ、吉田正弘大会会長の開会宣言で本大会の幕が開けました。開会式では、グループⅠの中学生クラス・川崎市立宮前平中学校、グループⅡの高校生クラス・松栄高等学校による優勝旗返還に続き、茨城県立総和工業高等学校の松井修平さんが、参加者を代表して力強く選手宣誓を行いました。高校生クラスの優勝旗返還に関しては、前回優勝の松栄高等学校が震災の影響により、大会に参加出来なかった為、メッセージを頂きました。

グループⅠで2連覇。川崎市立宮前平中学校。

グループⅡで優勝。千葉県立下総高等学校。

最優秀賞 本田宗一郎杯はグループⅣ「チームファイアボール」が受賞！

副賞の栃木県産ゆずを使用した「ゆずっぺ」

グループⅠの中学生クラスには合計24チームがエントリー。川崎市から参加した「川崎市立宮前平中学校Aチーム」が888.669km/lの記録で昨年に続き優勝。2位は、長野県から参加の「篠ノ井西中Challenger」の874.664km/lでした。
グループⅡの高校生クラスは、全クラスの中で最も多い158チームがエントリー。優勝は、「千葉県立下総高等学校自動車部A」で、記録は1,869.879km/l。今年は、24チームが1,000km/lを超える好記録を達するなど、激戦のクラスとなりました。グループⅢの大学・短大・高専・専門学校生クラスは、石川県から参加の「KIT夢考房」が、2,083.671km/lで優勝。これまでのグループⅢクラスの新記録を達成しての優勝でした。グループⅣの一般クラスは、「チームファイアボール」が3,644.869km/lの大会新記録で優勝するとともに、全クラス総合の最高記録を樹立したチームに与えられる"最優秀賞 本田宗一郎杯"を受賞しました。2位は「水曜クラブ」で、記録は2,597.939km/lでした。ニューチャレンジクラスは、「矢板高校機械技術研究部OB」が、1,887.220km/lの記録で優勝。2人乗りクラスは、「矢板高校機械技術 研究部C」が837.999km/lで優勝。市販車クラスは、「室蘭工業大学低燃費原付開発倶楽部」が283.039km/lの記録で優勝を獲得しました。

また、特別賞はグループⅢの大学・短大・高専・専門学校生クラスから「中央大学精研・TOI-R ASC」が選ばれ、斬新なフォルム、美しいカラーリング、ユニークさといった総合的なデザインで高く評価され、デザイン賞が贈られました。新人賞には、グループⅠの中学生クラスから「信大附属長野中Discoverry」とグループⅡの高校生クラスから「関商工高校エコランプロジェクトⅡ」が選ばれ、賞が贈られました。残念ながらHonda エコ マイレッジ チャレンジ賞は選出されませんでしたが、参加者の創意工夫には目をみはるものがあり、第32回大会での記録更新に期待したいと思います。

全国大会リザルト

本田宗一郎杯 Honda エコ マイレッジ チャレンジ 2011 第31回 全国大会 各グループリザルト

• グループI 中学生クラス(40KB)
• グループII 高校生クラス(176KB)
• グループIII 大学・短大・高専・専門学校生クラス(112KB)
• グループIV 一般クラス(128KB)
• グループNC ニューチャレンジクラス(28KB)
• 2人乗りクラス(32KB)
• 市販車クラス(68KB)

各クラス優勝チーム

特別賞受賞チーム

• 全国大会リザルト一覧に戻る