全国大会2025 レポート&リザルト

大会概要

大会名

本田宗一郎杯 Honda エコ マイレッジ チャレンジ 2025 第44回 全国大会

開催日

2025年10月11日(土) 練習走行/10月12日(日) 決勝

会場

モビリティリゾートもてぎ 「オーバルコース」

燃料密度

ハイオク燃料:0.753/CN燃料:0.773(2025年10月12日(日)午前8時00時点)

天候

天気:晴れ 気温:15.0℃(2025年10月12日(日)午前8時00分時点)

大会レポート

今年は222チームがエントリー
カーボンニュートラル燃料クラスには90チームが挑戦しました
開会式の選手宣誓は
東京都立田無工科高等学校
原島 遥斗さん、茂木 暖日さん
加藤 稔大会会長のフラッグで競技スタート
オーバルコースにて実施
カーボンニュートラル燃料クラス
CNグループⅠで優勝
あきる野市立東中学校Team-A
カーボンニュートラル燃料クラス
CNグループⅡで優勝
千葉県立下総高等学校自動車部B
カーボンニュートラル燃料クラス
最優秀賞 本田宗一郎杯
CNグループIV「チームファイアボール」
ハイオク燃料クラス
最優秀賞 本田宗一郎杯
グループIV「水曜クラブ」
来年から設立予定の電動二輪クラスのエキシビジョンとして
「EM1 e: 特別ラッピング車」と「電動クラス試作車両」の走行と展示を実施

記録

  電費[km/kWh] 等価燃費[km/L(e)]
EM1 e: 特別ラッピング車  53.194 km/kWh  502.470 km/L
電動クラス試作車両 133.684 km/kWh 1,262.776 km/L

等価燃費とは…ハイオクガソリン1L分のエネルギーを使用した場合の走行距離


集合写真データ

下記をクリックすると集合写真データがダウンロードできます。

全国大会リザルト

本田宗一郎杯 Honda エコ マイレッジ チャレンジ 2025 第44回 全国大会 各グループリザルト

レースレポートページはこちら
URL:https://honda.racing/ja/post/2025-emc44-national-competition


各クラス優勝チーム

CNグループI (中学生クラス)

ゼッケン 1
チーム名 あきる野市立東中学校Team-A
記録 721.071km/L

CNグループII (高校生クラス)

ゼッケン 101
チーム名 千葉県立下総高等学校自動車部B
記録 1,671.401km/L

CNグループIII (大学・短大・高専・専門学校生クラス)

ゼッケン 301
チーム名 八戸高専自動車工学部NP号Ⅴ
記録 1,433.170km/L

CNグループIV (一般クラス)

ゼッケン 401
チーム名 チームファイアボール
記録 2,118.599km/L

CNニューチャレンジクラス

ゼッケン 501
チーム名 栃木県立矢板高等学校 B
記録 1,165.522km/L

CN二輪車クラス

ゼッケン 701
チーム名 Little Cubs
記録 242.352km/L

グループI (中学生クラス)

ゼッケン 19
チーム名 東京都市大付属中高自動車部中学C
記録 848.208km/L

グループII (高校生クラス)

ゼッケン 141
チーム名 千葉県立下総高等学校自動車部A
記録 1,831.073km/L

グループIII (大学・短大・高専・専門学校生クラス)

ゼッケン 326
チーム名 八戸高専自動車工学部NP号Ⅳ
記録 1,476.247km/L

グループIV (一般クラス)

ゼッケン 421
チーム名 水曜クラブ
記録 2,565.786km/L

ニューチャレンジクラス

ゼッケン 513
チーム名 EM長野TeamRisin
記録 729.830km/L

2人乗りクラス

ゼッケン 611
チーム名 富士エコラン・チーム令和7
記録 826.098km/L

二輪車クラス

ゼッケン 740
チーム名 目代一家
記録 233.625km/L

特別賞受賞チーム

最優秀賞 本田宗一郎杯

【選考基準】今大会最高燃費記録を達成したチーム

カーボンニュートラル燃料クラス

グループ CNグループⅣ
ゼッケン 401
チーム名 チームファイアボール
記録 2,118.599km/L

ハイオク燃料クラス

グループ グループⅣ
ゼッケン 421
チーム名 水曜クラブ
記録 2,565.786km/L

デザイン賞

【選考基準】斬新なフォルム、美しいカラーリング、ユニークさといった総合的なデザインが印象的なチーム
グループ グループⅡ
ゼッケン 128
チーム名 埼玉県立児玉高校 機械研究部B
記録 302.874km/L
【選考理由】
非常にコンパクトかつスリムなデザインで、高校生チームとは思えないほど機能を凝縮したスタイリングが評価され、受賞の決め手となりました。
本車両はブラックを基調としたシンプルで機能的なカラーリングでしたが、兄弟チームの【127】機械研究部Aは、ピンクをアクセントにした鮮やかで映えるデザインが印象的でした。
来年は、2チームのシナジーによって、デザインと性能のさらなるブラッシュアップを期待しています。 また、今回は初出場の1年生ドライバーながら見事に完走し、18位という素晴らしい成績を収めました。
今後のさらなる成長と活躍に期待しています。

ものづくり賞

【選考基準】車両づくりの創意工夫、独創的なアイデアを審査
グループ グループI
ゼッケン 18
チーム名 東京都市大付属中高自動車部中学B
記録 - km/L
【選考理由】
記録更新を目指し、独自のウッドモノコックフレームのアイデアとフルカウリングを自作。
エコマイレッジチャレンジ車両としての完成度も高く、出来栄えも素晴らしかったです。
その情熱とものづくりへの強いこだわりが感じられたことから、ものづくり賞に選定しました。
グループ CNグループⅡ
ゼッケン 109
チーム名 浜松城北工業高校 省エネ研究部B
記録 1,342.079km/L
【選考理由】
チームの高い目標に向けて、アルミフレーム・シャーシ・エンジン・エンジンコントロール・カウルのすべてを自作。
細部にまでこだわった仕上がりから、ものづくりへの情熱と魂が感じられたことにより選定しました。
グループ グループⅢ
ゼッケン 328
チーム名 神奈川県立産業技術短期大学校β
記録 711.322km/L
【選考理由】
チーム目標の達成を目指し、軽量化・効率化を追求され、カム軸後輪駆動という独創的かつチャレンジングなアイデアを創出し、それを具現化した優れたものづくりを評価し選定しました。

ラップタイム賞

【選考基準】各周回のタイム差が最も小さいチーム※1周回目を除く
グループ CNグループⅠ
ゼッケン 4
チーム名 ららぽーと筑摩野
最大Lap Time(Lap)  05:44.736
最小Lap Time(Lap)  05:23.251
00:21.485
グループ グループⅡ
ゼッケン 141
チーム名 千葉県立下総高等学校自動車部A
最大Lap Time(Lap)  05:23.855
最小Lap Time(Lap)  05:15.761
00:08.094
グループ グループⅢ
ゼッケン 326
チーム名 八戸高専自動車工学部NP号Ⅳ
最大Lap Time(Lap)  05:47.393
最小Lap Time(Lap)  05:27.333
00:20.060

競技報告 村上 大会競技審査委員長

本田宗一郎杯 Honda エコ マイレッジ チャレンジ 2025 第44回 全国大会が10月11日(土)、12日(日)に開催されました。
土曜日の練習走行は台風の影響での雨の下スタートし、途中接触事故が発生したため、安全を考慮し競技を中止としましたが、決勝日は晴天に恵まれ、222チームが燃費記録に挑戦し、カーボンニュートラル燃料(CN燃料)クラスでは63台、ハイオククラスは84台が完走出来ました。
記録的には、練習走行が中止になったにも関わらずハイオククラで2,565.786km/L、CN燃料クラスは2,118.599km/Lという素晴らしい記録が達成されました。
例年に比べ完走できず記録を残せなかったチームが多かったのは、練習走行が出来なかった事が影響していると思われます。 
来年の大会からはカーボンニュートラル燃料へ完全切替となります。初めてのCN燃料に挑戦するチームもあると思いますが、来年の大会に備え試行錯誤を重ね、しっかり事前確認をし、完走を目指すだけでなく、ぜひハイオク燃料を超える記録に挑戦してください。
そして、新たに始まる電動クラスにも多くのチームが参画することを期待しています。