迷って、もがいて、乗り越えて
~仕事と育児の両立に奮闘する従業員座談会~
少子高齢化や共働き世帯の増加を背景に、仕事と家庭を両立できるよう環境を整備する「両立支援」が求められています。
Hondaでは、制度などの環境面の充実を図るだけでなく、下の図のように、キャリア軸をベースとした育児期支援の全体像を描き、入社、妊娠・出産前など各フェーズで継続的な支援を行っています。
それぞれの取り組みを通じ、従業員一人ひとりが自分らしいライフスタイルを見つけ自分自身が望むキャリアを築けるような体制の盤石化を図っています。
私は第1子と第2子のときは、育児を妻に任せ、育休を取るという発想がありませんでした。第3子が生まれるとなり、さすがに育休を取得せざるを得ない状況になり、どのように仕事と育児を両立するか、難しい判断を迫られました。
当時は、周囲と自分を比較し「キャリアが遅れてしまうのでは」と不安がありました。私は2回目の育休を取ったときにようやく、妻ともお互いの仕事のことやこれからの生き方について話し合い、家族の中での自分の役割が見えてきました。育休を取得する前と後で生活がガラッと変わり、キャリアの優先順位に変化がありましたね。