Me and Honda, Career Hondaの人=原動力を伝える Me and Honda, Career Hondaの人=原動力を伝える

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夢と若さを保つために──常に挑戦しながら、変革期を牽引する次世代リーダーを育てる

2020年に新卒入社した坂田 悦子。入社以来、人事領域で経験を積み、現在は二輪・パワープロダクツ事業の将来を担う人材の育成に携わっています。「『常に夢と若さを保つこと』というHondaの考えを実践できるように、いつも新しいことに挑戦したい」と語る坂田が、Hondaで働く魅力を語ります。

坂田 悦子Etsuko Sakata

コーポレート管理本部 人事統括部 二輪・パワープロダクツ人事総務部 二輪・パワープロダクツ組織人事開発課

2020年Hondaに新卒入社。新卒採用などを担当した後、グローバル人事として海外拠点のHRリーダー層と連携しながら人事戦略の実行とグローバル組織課題の解決をリード。 現在は、二輪・パワープロダクツの領域で、将来の事業を牽引する人材の育成施策をはじめ、各種人材開発施策の企画・実行を担当している。

現場の声に寄り添い、二輪・パワープロダクツ事業の成長を支える人材を育成

坂田が所属するのは、二輪事業とパワープロダクツ(船外機や発電機、除雪機などの製品群)事業における組織開発施策を企画・推進する部署。「人や組織基盤、カルチャーをつくり、世のため人のため、お客様の喜びと笑顔の拡大に貢献する」ことをミッションに掲げています。

「私たちは、いわゆるHRBP(※1)の役割を担う部署です。一人ひとりが持つ資質や能力を最大限に活用するタレントマネジメントや、事業戦略に合わせた将来の人員計画、ほかにも従業員エンゲージメントの向上や女性活躍推進など、人材に関するさまざまな施策を企画・実行しています」

そのなかで坂田が担当するのは、将来の二輪・パワープロダクツ事業を牽引する人材を計画的かつ戦略的に育成するための取り組み。毎月開催される人材育成会議の運営や、その会議で検討する施策の立案などを行っています。

「グローバルに事業を考える力を養うために海外トレーニー制度(※2)をブラッシュアップしたプログラムを考えることもあれば、バイク1台のすべてを見渡せる人材を育てるために、開発部門から生産部門へといった他領域を経験するプログラムを実践することも。人材育成会議に参加するのは執行職や各領域を代表する部長ですが、その場に提案する施策は私が主体的に考え、発信しています。

そのために大切なのが、丁寧な対話です。開発、生産、購買、営業などさまざまな『現場』でどのような課題があるのかを直接聞きにいったり、海外トレーニーから帰国した人がいれば、本人はもちろん、赴任先・帰任後どちらの上司にもヒアリングをして、どのような成長を得られたかを確認したり。そこから必要な施策が見えてきます」

坂田が大切にしているのは、現場の声を聞くことだけではありません。Hondaに受け継がれている考え方をベースに、自分なりのルールを決めることで仕事を楽しんでいます。

「オフィスに人が少なく集中できる朝の時間に企画やデータ分析を進められるよう、7時には出社しています。9時半以降は会議や打ち合わせが入ることが多く、午後も会議やその準備を進めます。デスクワークは多いですが、黙々とパソコンに向かっているというより、先輩たちに相談しながら仕事をしています。

また、Hondaの運営方針のひとつに、『常に夢と若さを保つこと』があります。これは意外と難しいんです。社会人になると毎日が同じことの繰り返しになりがちで、感性が鈍ったり、挑戦することへのハードルが上がっていったりします。

そこで、3年ほど前から『毎月ひとつ、どんなに小さなことでもいいから新しいことに挑戦する』というルールを自分に課しています。もとは慎重な性格ですが、このルールを実践するようになってから柔軟性が増したように思います」

※1 Human Resource Business Partner。事業部門の責任者のパートナーとして、組織開発や人材開発などの人事面から事業の成長をサポートする存在
※2 各事業・領域ごとに実施している、若手従業員を対象にしたグローバルな業務へのチャレンジを支援する仕組み。本人の希望と適性および所属部門の人材育成施策に応じて、半年から2年間ほど海外の拠点に出張もしくは駐在して働くチャンスが得られます

おもしろい人生になりそう。Hondaで働く人の魅力が入社の決め手

自分が知らない世界はたくさんある──その考えから、業界や職種を絞らずに就職活動をはじめた坂田。さまざまな企業や仕事を知るうちに軸となっていったのは、「会社とそこで働く人たちの価値観を、どれだけ自分に重ねられるか」でした。

「とくに、『ゼロから作り出した製品に誇りを持ち、それを世の中に届ける』というメーカーの方たちの価値観がしっくりきたんです」

多くのメーカーのなかでHondaに入社する決め手となったのは、「人の魅力」だったと言います。

「もともと身近にHondaで働いていた人がいたため、なんとなくHondaの文化は知っていました。加えて、就職活動で実際に働く社員たちと接するなかで、『おもしろい人が多い』と感じたんです。会社は、1日のなかで多くの時間を過ごす場所。そこで出会う人たちが自分の人生に大きく影響するはずです。だから、『Hondaに入社したら、おもしろい人生になりそうだな』と思いました」

2020年の入社後は、一貫して人事領域でキャリアを歩んできた坂田。新卒採用やグローバルリーダー研修、グローバルタレントマネジメントなどを担当してきました。

「入社当初から最も大切にしていることは、目の前の仕事を“こなす”のではなく、誠心誠意、熱意を持って楽しみながら取り組むことです。真摯に向き合っていれば、周りの人にも想いが伝わります。時には、予想もしないところから手を差し伸べてくれる人がいて、誰にも見られていないと思っていた自分の言動が思わぬ形で自分に返って来ることを経験したことは一度や二度ではありません。

仕事はひとりではできません。どれだけ協力を得られるか、どれだけ人として成長できるかは、私自身がどれだけ誠実に取り組んでいくかに比例すると思っています」

仕事に真摯に向き合えば、年齢に関係なく自分の意思を発信し、グローバルに活躍できるのがHonda。一方で、影響力があるからこその難しさも感じたと話します。

「組織が大きく、影響を与える人が多いので、ひとつの変化を起こすためにはさまざまな角度での慎重な検討と、多くの人の同意と共感が必要です。こういったことからも自分が携わる仕事の責任の重さを感じています」

人材育成にとっての大きな一歩。グローバル人事での挑戦で得た視座

人事領域で経験を積むなかで、とくに自身の成長につながったと坂田が振り返るのは、グローバル人事を担当していた際に取り組んだ、地域横断での会議体の立ち上げ。北米、中国、アジア・大洋州、南米、欧州・アフリカ中東の各地域でHR領域のトップを務めるローカルマネージャーおよび駐在員マネージャーが定期的に集まり、グローバルな人・組織課題に関する議論を交わす場を設けました。

「Hondaは日本の企業ですが、拠点数も従業員数も海外の方が規模は大きいのです。そこで、人材に関しても、これまで以上に地域の垣根を超えて議論を深めようと始まった取り組みです。

それまで私は国内のみを対象とした業務に携わっていたので、入社してから初めて英語で専門的な議論をすることになりました。参加者には私のように英語が第一言語ではない方も多くいます。そのなかでスムーズに運営するために、海外も含めたさまざまな完成車メーカーの英語のESGレポート(企業の環境、社会、企業統治に関する報告)やアニュアルレポート(株主や投資家、金融機関などに向けた年次報告書)を印刷して読み込み、わからない単語や表現はすべて調べてメモをとり、自動車業界や人・組織に関する専門用語を正しく理解することから始めました」

大きな挑戦でしたが、各地域のトップ層と関わることで視座が高まるとともに、グローバル企業として人材育成のあり方を変革するきっかけをつくることができたと振り返ります。

「それまでは、グローバルな人・組織のトピックをローカルリーダーも含めて定期的に頻度高く議論する場がありませんでした。日本の本部で決まったことを各地の駐在員を通してローカルリーダー・メンバーに情報伝達するにとどまるなど、コミュニケーションの仕方を含めて人事領域のグローバル化が進んでいない状況だったのです。

そのため、このような場をつくれたこと自体が大きな成果であり前進だと感じましたし、参加者からも『グローバルでのタレント管理や育成にとって大きな一歩になった』という声をもらうことができました」

これまで、人に関わる仕事を担当してきた坂田。「その人の人生に少しでも良い影響を与えることができることがやりがいです」と話します。

「たとえば、採用であれば、入社後に社員がいきいきと働く姿を見ることができたとき。育成であれば、自分が企画した施策に参加した社員から良いフィードバックをもらえたとき。自分の仕事の先にいる人たちが良い人生を歩んだり、ステップアップしてもらえたりすることが、一番のやりがいです」

フラットな関係性がHondaの魅力。幅広い仕事に、楽しみながら挑戦したい

次世代リーダーを育成するために、自ら施策を考え、提案する。この「ボトムアップの文化」がHondaで働く魅力のひとつだと言います。

「もちろん職種ごとに違いはありますが、自由度は高いと感じています。それに加えて、役職や部門に関係なくフランクに接してくれる人が多いこともHondaの特徴です。私自身、たとえば開発や生産部門の方たちなど領域のまったく異なる方や、上位層の方が気軽に話しかけてくださることがよくあります。仕事の場にとどまらず、深く、そして長く付き合ってくれる方も多く、毎日会社に来るだけで人生の友達がどんどん増える感覚で、とても楽しいです」

先輩たちの温かいサポートを受けながら成長している坂田。これまでと異なる領域も視野に入れながら、キャリアを進んでみたいと話します。

「これまで人事領域を経験してきたので、事業や売上をつくる最前線の現場を経験してみたいという想いがあります。どれだけ現場の声を聞いていても、実際に経験することでものの見方が変わってくるはずですから。

幅広い仕事に挑戦しながら、自分が『こうした方がHondaとして、よりお客様に価値を届けられるのではないか』と思うことを試行錯誤しながら実現できるようになりたいですね」

自身の歩みを振り返りながら、就職活動中の学生には、こんなアドバイスを送ります。

「モビリティ業界は今、100年に一度と言われる変革期にあります。Hondaのような伝統ある企業と新興企業が切磋琢磨しながら変化していく。日々の仕事でも、これまでの当たり前を打ち破ったり、新しいチャレンジをしたりすることが求められる場面が多くあります。

“変化の波”に対して、なんとなくその波に流されるのではなく、自ら飛び込み、不器用であってもそれを楽しみながら乗りこなす、もしくは乗りこなそうと自分なりにもがき、努力する──そんな人はHondaでもいきいきと働けると思います。

自分は何に価値を感じて、何をしているときが楽しいのか。それを棚卸ししてみることで、自分が働く姿が見えてくるのではないでしょうか。

内定はゴールではなく、入社後に楽しく仕事をするためのスタート。社会に出て働く自分の姿を想像しながら、自己分析をしてみることをおすすめします」

常に夢と若さを保つため、新しい挑戦を続ける日々。「じつは最近、バイクの教習を受け始めたのですが、全然ダメで……。仕事よりも難しいです」と笑います。関わる人に良い影響を与えられるよう、人生を楽しみながら前向きに日々を重ねていきます。

※ 記載内容は2026年8月時点のものです

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