Me and Honda, Career Hondaの人=原動力を伝える Me and Honda, Career Hondaの人=原動力を伝える

Me and Honda, Career Hondaの人=原動力を伝える

データも自分もアップデートしながら、Hondaに必要不可欠なチームをめざす

お客様にもっと快適なモビリティライフを提供するため、社内外のさまざまなデータ分析を担うデータアナリティクス部。4人の女性社員が仕事のやりがいやHondaの魅力を語り合います。さらに、2024年に入社した3人からグループリーダーを務める大串へ、キャリアや働き方に関する質問が飛び交いました。

大串 知音Shirane Ogushi

電動事業開発本部 SDV統括部 データアナリティクス部 データアナリティクス2課

BtoB企業でデジタルマーケティング、市場調査に従事した後、2019年Hondaにキャリア入社。現在は顧客の行動軌跡データを活用した顧客理解チームをリード。2020年3月~2021年4月に産休・育休を取得。

今野 咲子Sakiko Konno

電動事業開発本部 SDV統括部 データアナリティクス部 データアナリティクス1課

コミュニケーション支援や業務効率化支援を行う企業でリサーチャー、商材開発などに従事。2024年Hondaにキャリア入社し、アンケート分析やプロジェクトのマネジメントなどを担当している。

羽田野 仁子Niko Hatano

電動事業開発本部 SDV統括部 データアナリティクス部 データアナリティクス2課

自動車業界に特化した情報サービス企業で調査業務やEVに関するレポート執筆などを担当した後、2024年Hondaにキャリア入社。自動車販売時のインセンティブに関わる分析業務を行っている。

小宮山 茜Akane Komiyama

電動事業開発本部 SDV統括部 データアナリティクス部 データアナリティクス1課

学生時代は交通工学を専攻。新卒で建設コンサルティング会社に入社し、空港の調査、計画、設計等の業務を担当。2024年Hondaにキャリア入社し、コネクテッドカーから収集したデータの分析に従事している。

定量・定性の両面から、顧客体験の向上とデータドリブンなビジネス改革に貢献する

モビリティのあり方が変わり、お客様のニーズも多様化。さらに、コネクテッドカーから得られる情報の増加など、モビリティに関わる情報環境も変化しています。

そこで、社内外のさまざまなデータを分析し、新たな価値を生み出すために創設されたのが、データアナリティクス部です。

大串

「データアナリティクス部は大きく2つの軸を持っています。1つは顧客体験の向上。市場構造や顧客ニーズを定量と定性の両面から分析し、効果的な顧客体験の向上をめざします。もう1つは、データドリブンなビジネス改善。Hondaが抱えるビジネス課題に対して、データ分析・活用という側面からアプローチしています」

部門内は、Hondaが保有するデータをメインで扱うグループと、社外を含めたデータをメインで扱うグループに分かれており、メンバーはそれぞれ担当領域を持ちながら分析業務にあたっています。

大串

「私は、オンライン上の行動軌跡データをビジネスに活用するための分析を担当しています。競合他社も含めたWebサイトのアクセス解析や、お客様がオンライン上で行う検索、SNS投稿などのデータを分析することでお客様への理解を深めています」

羽田野

「大串さんと同様、私も外部のデータソースを活用するグループです。モビリティ業界全体におけるHondaの状況や将来についての分析のほか、アメリカの拠点と連携して自動車販売時の最適な金額を検討するインセンティブプログラムの分析をしています」

小宮山

「私が所属しているのは、Hondaのコネクテッドカーから収集したデータを社会課題の解決につなげるグループです。車両に搭載されたセンサーからインフラの損傷具合を分析し、自治体や道路管理者に活用していただくための技術開発をすることが主な業務です」

今野

「私はアンケートの集計・分析なども一部行なっていますが、主にプロジェクトマネジメントのような業務がメインです。他のチームのプロジェクト管理などを担当しています」

これまでマーケティングやリサーチなどデータを扱う仕事でキャリアを積んできた4人。Hondaに入社したことで新たなやりがいを感じていると話します。

今野

「Hondaの製品は世界中の方に使っていただいているので、グローバルに展開する案件が多いことが楽しいです。これまでは関連会社内で完結する仕事が多かったため、世界が一気に広がった感覚があります。まだまだできることは少ないですが、これから挑戦できることがたくさんあると感じています」

小宮山

「会社は私たちの提案や新しい企画を寛容に受け入れてくれるので、主体的に仕事に取り組めている実感があります。皆で議論するワイガヤも好きで、価値観の違う人たちが意見を交わしながら『さらに良くしていこう』とプロジェクトを動かしている雰囲気が好きですね」

羽田野

「上長との距離も近いですよね。『やりたい』と手を挙げたものに挑戦させてもらえますし、積極的にアドバイスをくれます。入社1年目でも海外出張を経験させてもらえるなど、誰にでも平等にチャンスがある、やる気があれば挑戦できる環境が魅力です」

大串

「Hondaは、データなどを通じて人を理解すること、そこから人の役立つものへつなげることをとても重視している会社です。だからこそ、こちらからの提案も積極的に受け入れてくれることにやりがいを感じています。

さらに、さまざまな領域の分析支援をするので、幅広い知識を身につける必要があります。入社前に想像していた以上のスキルに触れることができているので、自分の幅を広げてもらっている、かつ視点を上げてもらえたと感じます」

データの秘めた可能性を活かすため、データ分析と活用を重視するHondaへ

データアナリティクス部では、4人と同じようにキャリア入社の社員も多数在籍。それぞれが、さらなる成長を求めてHondaを次のステージに選びました。

大串

「前職はBtoBの事業をしている企業で、マーケティングや広報、市場調査の仕事などを経験しました。当時から、分析することが楽しかったですね。データからわかることはたくさんあって、データを通して人のことを理解していくのがおもしろかったのです。

ただ、事業の特性上、私が興味を持った領域をビジネスに活かすことは難しく、『良いものを作るためには、ちゃんと人を理解しよう』という企業姿勢を強く感じたHondaに入社しました。あとは、クルマが大好きなので(笑)」

小宮山

「私もデータの秘めた可能性を感じていたことが転職の理由です。前職は建設コンサルティング会社でインフラの専門家として空港の調査、計画、設計をする仕事をしていたのですが、コンサルタントという立場だと、外部からデータをもらう必要があります。

一方で、Hondaは自社で蓄積したデータを持っていて、それを活用できる。さらに、インフラ領域の分析に力を入れているので、私が挑戦したかったインフラの改善に役立つデータ分析ができると感じたことが入社の理由です」

今野

「私は前職でUXリサーチや新事業の開発などに携わっていました。そのなかでデータ分析のサービスを立ち上げることになったのです。データ分析の知見がないながらも手探りで進めていたのですが、次第にこの分野に先進的に取り組んでいる会社で仕事をしてみたいと考えるようになりました。自動車業界に関わることになるとは思っていませんでしたが、BtoCの会社に興味があり、転職を決めました」

羽田野

「私の前職は、自動車業界に特化した調査会社です。グローバルでの販売台数や生産台数などのデータを集めて、完成車メーカーや部品メーカーに提供する仕事をしていました。

『自動車業界はおもしろい』と感じていたのですが、業務の特性上マクロな視点でしか分析ができなかったり、自分の仕事が製品につながっていくイメージが持ちづらかったりする部分があり、完成車メーカーであるHondaに入社しました」

入社後は、自身のスキルアップや成長はもちろんのこと、働きやすい環境やロールモデルとなる存在がいることもHondaの魅力だと話します。

大串

「一般的に『こういった制度があると働きやすい』と言われる制度は揃っていますし、部署によってはリモートワークなども可能です」

小宮山

「データアナリティクス部には女性社員も多く、それぞれのスタイルも違います。いろいろなタイプの方がいるので、皆の素敵なところを参考にできるのが幸せだなと思っています」

多様な働き方を支える制度についてはこちら▶︎
https://www.honda-jobs.com/environment/workstyle/

仕事は個人戦ではなく団体戦。仕事への向き合い方を変えながらキャリアアップ

今野、羽田野、小宮山は2024年の入社。一方、大串は2019年に入社し、産休・育休を経て子育てをしながらグループリーダーも務めています。これからHondaでキャリアを積んでいく3人から、大串へこんな質問も。

小宮山

「大串さんはバリバリと仕事をされているイメージがあるのですが、グループリーダーはタスクも多く、調整しなければいけないこともたくさんあると思います。日頃どのような工夫をしていますか?」

大串

「たしかに、グループリーダーになってタスクは一気に増えましたね。

私はもともと仕事が大好きで、残業してでも自分で全部やりたいタイプでした。でも、子育てをしていると仕事に充てられる時間はどうしても限られます。

そこで何を変えたかというと、『仕事は個人戦ではなく団体戦なのだ』と考えるようにしたのです。その上で、私がやらなくてはいけないことは何か、他の人にお願いできるものは何か、お願いするために私がしなければいけないことは何かを考えるようになりました。仕事への向き合い方が変わりましたね」

今野

「その忙しい時間の中で、『もっと職場がこうなったらいいな』と感じることはありますか?」

大串

「これは周りの人にとても恵まれているのだと思うのですが、出産前も子育て中の今も、それを理由に嫌な思いをしたことが一度もありません。子どもの体調不良などで急に休んだり、早退したりすることもありますが、それが普通のこととして受け入れられています。

強いて言えば、オンラインで会議や打ち合わせに参加するための環境をもっと整えてもらえると嬉しいです。オンラインとオフラインで同時に実施するときに、現地の様子がわかりにくいことがあります。その環境が今以上に整えば、リモートでももっと仕事がしやすくなると思います」

羽田野

「私はキャリアについて聞きたいです。これからメンバーも増えていくなかで、どんなキャリアを築いていけばいいのか迷っています。なりたい自分になるためには、勉強したり外に出ていろいろなものを見たり、さまざまな方法があると思いますが、大串さんが自分をアップデートしていくために日頃取り組んでいることがあれば教えてほしいです」

大串

「前職の上司に言われてずっと大事にしていることがあって。それは『社内で得られる情報と外から得られる情報を半々に保ちなさい』ということです。これって、とても難しいですよね。仕事をしていると、どうしても社内からの情報ばかりになってしまうので。

だから、本を読んだり勉強したりして、あえて外の情報を触れにいくことを意識しています」

羽田野

「たしかに、前職では業界全体を見ていたので、その感覚は大事にしようと思いながらも、気づいたら視野が狭くなってしまい、Hondaのことしか見られなくなっている時があります」

大串

「私も、今でもきちんとできているかと言われたら、できていません。でも、通勤時間や寝る前など、隙間時間にはできるだけ仕事につながるようなインプットをするようにしています」

Hondaのビジネスをさらに前へ。他部署と深く関わりながら信頼される部署になる

大串をはじめ、先輩社員たちの背中を追いかけながらHondaでのキャリアを歩みはじめた今野、羽田野、小宮山。Hondaで挑戦したいことをこう語ります。

今野

「私は、プロジェクトマネジメントのスキルを上げることで、有益な分析結果を導き出せる人材になりたいと思っています。そしてゆくゆくは、製品やサービスに影響を与えられるような仕事にも挑戦したいと思います」

小宮山

「四輪だけではなく、二輪のデータも活用していきたいと考えています。Hondaの二輪は発展途上国でも多く使われていますから、安全性向上などにつながるデータ分析を提供していきたいですね。

自分のキャリアとしては、分析スキルを上げながらプロジェクトをまとめることができる人材になりたいと思っています。いろいろな分野の専門家がいる会社なので、それぞれのプロフェッショナルを集めて大きなプロジェクトを動かしてみたいです」

羽田野

「今の仕事は、定量化されていない部分を定量化していくことで、意思決定の材料としてデータが使われることをめざしています。同時に、データの活用によって効率化や利益向上だけでなく、新たな価値を提供できるような仕事をしていきたいと思います。

現在はアメリカとの仕事が中心ですが、他の地域にも広げながら、自分自身もアップデートしていきたいですね」

現在、グループリーダーとして活躍する大串は、部署全体の価値を高めることにも挑戦したいと話します。

大串

「この部署はまだ新しいため、Hondaという大きな組織のなかで信頼され、より価値ある存在として成長していくには、データ分析を通じて他の組織とのつながりを深めていくことが重要だと考えています。他部署との関わりを広げながら、全体としての価値創出に貢献していきたいです。

また、私自身は後輩たちに一つのあり方を示せる存在になることを意識しています。私が正解というわけではなく、『こういうスタイルもあるよ』と参考になるような一つの道を示したい。皆が安心して働けるための土台を作りたいと思っています」

データの力を最大限に発揮するため、常に自分たちをアップデートしながら、Hondaにとって必要不可欠なチームをめざします。

※ 記載内容は2024年11月時点のものです

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