前面衝突時、ライダーの傷害を軽減させる世界初の量産二輪車用エアバッグシステムです。左右のフロントフォークに装着された衝撃センサーで衝突時の加速度を検知してエアバッグを展開。エネルギーを吸収してライダーが前方に投げ出される際のスピードを抑制し、相手車両や構造物などとの衝突による傷害を軽減します。
バイクは衝突の角度などによって姿勢が変化しやすく、衝突時の状態も一様ではありませんが、二輪車専用ダミーや高精度のコンピューターシミュレーションを用いることで、ライダーの傷害値低減に効果を発揮するシステムを完成させました。