Honda SPORTS
対戦結果
第32回日本選手権大会
2005年11月25日(金)18:00
試合会場:大阪ドーム
チーム名 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 |
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Honda硬式野球部 | 1 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 3 |
トヨタ自動車 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
バッテリー | Honda | トヨタ自動車 |
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投手:坂本 |
二塁打 | |
三塁打 | |
本塁打 |
Hondaの攻撃は初回、先頭の早川が四球で出塁すると、2番・上田が送って一死2塁のチャンスをむかえる。3番・岡野武は三振で二死となるが、4番・金子がファールで粘った末12球目をフルスイング。打球は大阪ドームの天井に当たるかという高いフライとなって、これを相手遊撃手が目測を誤り、ラッキーな2ベースヒットとなる。この打球で早川がホームイン。1点を先制する。
Hondaの先発は左腕・坂本。初回に1点をもらっての登板となるが、先頭打者にいきなり死球を与え、送りバントで一死2塁のピンチを作ってしまう。しかし、坂本はベテランらしい落ち着いた投球でピンチを切り抜けると、その後は本来のピッチングをとりもどし、2回、3回と危なげなくトヨタ打線を封じ込める。
追加点がほしい打線は4回表。一死から5番・平間がセンター前ヒットで出塁すると、6番・開田もライト前ヒットで続き一死1、3塁のチャンスを迎える。ここで、7番・主将の岡野勝がライト前へはじき返し1点を追加。なおも一死1、3塁のチャンスが続くが、8番・佐伯、9番・吉岡が共に三振に倒れ好機を逃す。
先発の坂本は抜群のコントロールで、安定したピッチングを続ける。5回裏にこの日2本目の安打を許すも、強肩の捕手・佐伯が2盗を阻止するなど、トヨタ打線に付け入る隙を与えない。
坂本は6回、続く7回を、それぞれ打者3人ずつで片付けスコアボードに「0」を並べていく。
8回表、Hondaの攻撃は、先頭の平間が四球を選び出塁。開田が送って一死2塁のチャンスを作る。ここでむかえるバッターは4回にタイムリーヒットを放っている主将・岡野勝。岡野勝はここでも勝負強さを見せ、ライト線へタイムリー2ベースヒットを放ち、ダメ押しとなるの3点目を追加する。
坂本は8回も3人で切ってとり、最終回を迎える。9回にはこの日3本目の安打を許すも、最後の打者をショートゴロに打ち取りゲームセット。強豪・トヨタ自動車に許した安打はたったの3本。2回以降は2塁ベースを踏ませぬピッチングで完封勝利。
打線は苦しみながらも、主将・岡野勝の2打点の活躍で3得点。なんと言っても、今日の勝利はベテラン左腕・坂本の好投に尽きる。
トヨタ自動車を破り、ベスト4へ駒を進める