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対戦結果
第77回JABA都市対抗野球大会九州地区予選
6月21日(水)
試合会場:長崎県営野球場
チーム名 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 計 |
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日産自動車九州 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 |
Honda熊本 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1× | 2 |
バッテリー | Honda熊本 | 日産自動車九州 |
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投手:奥本-玉城 |
二塁打 | |
三塁打 | |
本塁打 |
この日の相手は、今大会三回戦での対戦で完敗した日産自動車九州。試合前のミーティングでチーム全員がリベンジを誓って試合に臨んだ。先発のマウンドに上がった奥本は初回から緩急をつけた投球で、日産九州打線に凡打の山を築かせる。
一方攻撃陣は相手投手の前に凡打の山を築いてしまい、序盤は無得点に終わる。ゲームは投手戦となり緊迫した展開で進んでいく。
均衡が破れたのは5回。好投を見せていた奥本が相手先頭打者に本塁打を浴び1点を献上。先制点を許してしまう。
奥本の粘投に応えたい打線は6回 1死から四球とヒットを絡ませ満塁のチャンスを作ると、4番熊丸がきっちりと犠牲フライを打ち1得点。同点に追いつき反撃する。
5回途中からの登板となった玉城は安定した投球を披露し、持ち前の制球力でボールをコーナーに投げ分け、スコアボードに0を並べていく。
先発奥本、玉城の好投になんとか応えたい打線だったが、得点圏にランナーを進めるものの、あと1本がでずゲームは緊迫した展開のまま延長戦を迎える。
延長12回、終盤からことごとくチャンスをものに出来なかった打線だったが、1死から佐々木がヒットで出塁すると、後藤が犠打を決め2死2塁となる。ここで打席に入った熊丸。『今度こそは』とベンチ・観客席から大きな期待がかかった瞬間、フルスイングした打球が凄まじい勢いで左中間へ ! 劇的なサヨナラ打を放ち、緊迫したゲームに終止符をうった。
この日の主役はなんと言っても熊丸だが、先発奥本、リリーフで登場したエース玉城の粘投があったからこその勝利と言える。