今回、TOMODACHI Honda プログラムに参加した高校生たちには、日々の記録をつづる「The Power of Dreams Diary」という日記帳を事前に配布。不安と期待を胸に日本を出発し、“夢の力”に触れた高校生たち。気持ちがどう変化したのか、日記に書かれた言葉を中心に、ご紹介します。
浜口 笑みかさん
(熊本県出身/高校2年生)
池田 ことみさん
(長崎県出身/高校2年生)
玉城 大地くん
(沖縄県出身/高校3年生)
プログラムに参加した高校生たちは、それぞれ“夢”を持っていました。そのなかで唯一、浜口さんだけは、出発前に「自分には具体的な夢がない」と語り、「それが恥ずかしいと思っていた」と話していました。プログラムを終え、笑顔で「成長できた」と話していた浜口さん。現地でどんなことを感じたのでしょうか?
浜口 笑みかさん
(熊本県立 宇土高等学校2年)
「私は、自分に夢がないことを恥ずかしいと思っていました。でも、仕事に就くことだけが夢ではないはずです。今回、アメリカでたくさんのことを学び、“本当になりたい自分”を探したいです」
「以前の私の夢は、明確ではありませんでした。しかしアメリカで過ごすなかで、考え方が少しずつ変化していきました。きっかけは、リトル東京でのワークショップです。そのなかで、意見を交わす楽しさ、自己表現の喜びを知りました。プログラムを通して、私はたくさんの“新しい考え”と出会い、多くのことを学びました。
私のいまの夢は『多くの人々とつながり、笑顔の輪を広げること』です。これを実現できれば、誰かの幸せを自分の幸せと感じられるようになると思います。それが私の思う“夢の力”です。人はひとりでは生きていけません。だから私は、人と人が支え合う社会を作りたいです」
Turning Point
リトル東京でのワークショップを通して、意見交流と自己表現の楽しさを学んだこと。
「夢は安全な自動運転車を作ること」と語る池田ことみさん。今回、Hondaのアメリカ工場の見学、レーシングドライバー・佐藤琢磨さんの講演など、まさに“夢のような時間”を過ごすことができたと言います。彼女は現地で、何を感じたのでしょうか?
池田 ことみさん
(長崎県立 長崎工業高等学校2年)
「夢は運転が大好きな、てんかん持ちの兄のように体の不自由な人のために、安全な自動運転車を作ることです。今回のプログラムでは、どうやって人を豊かにしているのかアメリカHondaで学びたいです」
「今回のプログラムを通して、私は多くの人に出会い、自分の視野を広げることができました。特に佐藤琢磨さんが講演で話してくれたアドバイスは忘れられません。『自分の夢に向かってがんばっていれば、その姿を見た誰かがチャンスをくれる』。その言葉を信じて、これからも夢に向かってがんばります!」
Turning Point
ホンダ・オブ・アメリカ工場で、それぞれが夢を持ち、努力するHondaの社員の姿に感動したこと。また、憧れの佐藤琢磨さんの言葉「夢のためにがんばっていれば、誰かが見ていてくれて、チャンスをくれる」が心に響いたこと。
玉城大地さんの夢は「地元・石垣島の魅力を伝えること」。今回のプログラムを通して、「夢は絶対に叶う」と思えるようになったと言います。彼は現地で、どんなことを感じたのでしょうか?
玉城 大地くん
(沖縄県立 八重山高等学校3年)
「夢は観光で地元・石垣島を訪れた人たちに、魅力を伝えることです。いまは八重山諸島の自然や歴史を勉強中です。今回のプログラムを通して、見聞を広げたいと思っています」
「夢を実現することは、限りある人生を豊かにすること。今回のプログラムを通じて、僕はそのことを学びました。自分の夢を叶えるために、まずはしっかりと目標を立てたいと思います。その途中で、どうしても乗り越えられないような高い壁にぶつかることもあると思います。そのときは、今回のプログラムで出会ったTOMODACHI(仲間)たちと力を合わせて乗り越えます。僕たちに、できないことは何一つありません。なぜなら、夢は絶対に叶うからです!」
Turning Point
異国の地で、TOMODACHI(仲間)と共に困難を乗り越えたことで、自分に自信を持てるようになったこと。そして佐藤琢磨さんの「夢を叶えるためには目標を立てることが大切」「夢は絶対に叶う!」という言葉に勇気をもらったこと。
恥ずかしかった私を
変えてくれた2週間