TOMODACHI Honda Global Leadership Program

TOMODACHI Honda Global Leadership Program

「夢の力」に触れた高校生たちの成長録

今回、TOMODACHI Honda プログラムに参加した高校生たちには、日々の記録をつづる「The Power of Dreams Diary」という日記帳を事前に配布。不安と期待を胸に日本を出発し、“夢の力”に触れた高校生たち。気持ちがどう変化したのか、日記に書かれた言葉を中心に、ご紹介します。

  • 夢がないことが
    恥ずかしかった私を
    変えてくれた2週間

    浜口 笑みかさん
    (熊本県出身/高校2年生)

  • 夢は、
    体の不自由な人のために
    自動運転車を作ること

    池田 ことみさん
    (長崎県出身/高校2年生)

  • プログラムを通して、
    夢は絶対に叶うと知った

    玉城 大地くん
    (沖縄県出身/高校3年生)

夢がないことが恥ずかしかった私を
変えてくれた2週間

プログラムに参加した高校生たちは、それぞれ“夢”を持っていました。そのなかで唯一、浜口さんだけは、出発前に「自分には具体的な夢がない」と語り、「それが恥ずかしいと思っていた」と話していました。プログラムを終え、笑顔で「成長できた」と話していた浜口さん。現地でどんなことを感じたのでしょうか?

浜口 笑みかさん

(熊本県立 宇土高等学校2年)

「私は、自分に夢がないことを恥ずかしいと思っていました。でも、仕事に就くことだけが夢ではないはずです。今回、アメリカでたくさんのことを学び、“本当になりたい自分”を探したいです」

2週間のプログラムを終えて

「以前の私の夢は、明確ではありませんでした。しかしアメリカで過ごすなかで、考え方が少しずつ変化していきました。きっかけは、リトル東京でのワークショップです。そのなかで、意見を交わす楽しさ、自己表現の喜びを知りました。プログラムを通して、私はたくさんの“新しい考え”と出会い、多くのことを学びました。
私のいまの夢は『多くの人々とつながり、笑顔の輪を広げること』です。これを実現できれば、誰かの幸せを自分の幸せと感じられるようになると思います。それが私の思う“夢の力”です。人はひとりでは生きていけません。だから私は、人と人が支え合う社会を作りたいです」

浜口 笑みかさんの
ビフォー・アフター
  • 自分に具体的な夢がないことを、恥ずかしいと感じていました。
  • アメリカでさまざまな人と出会い、「多くの人とつながり、笑顔の輪を広げる」という夢ができました。

Turning Point

リトル東京でのワークショップを通して、意見交流と自己表現の楽しさを学んだこと。

浜口笑みかさんの「The Power of Dreams Diary」
8月17日〜わくわくと緊張が同居する、初めてのアメリカ〜
memo
  • 移動(成田空港⇒ロサンゼルス国際空港)
  • アメリカン・ホンダモーター訪問&ウェルカムディナー
「ウェルカムディナーではたくさんの方と会い、英語で会話した。正直、うまく話せる自信はなかったけど、みんな気さくに話しかけてくれたこともあって、とても楽しい時間を過ごせた。ちょっとだけ、自分に自信を持てた気がする」
8月18日~多くのことを学んだワークショップ~
memo
  • 日米文化交流「リトル東京」視察
  • ウクレレズwithダニエル・ホー氏との交流
  • 書道家・ヨシダ クニハル氏とのワークショップ
「リトル東京での、ウクレレや書道のワークショップを通じて、私は“自由に表現する楽しさ”を知った。同時に、多くの人と交流し、さまざまな話をしたことで、“自分を表現することの楽しさ”も知ることができた。今日は私にとって、たくさんの発見があった日になった」
8月19日~初めてのホームステイ~
memo
  • 移動(ロサンゼルス国際空港⇒ポート・コロンバス国際空港)
  • ホストファミリーと対面
8月22日~交流してわかった、聞き手の気持ち~
memo
  • 「Dublin Scioto High School」&「Dublin Coffman High School」にて、日本語クラスの学生と交流
「日本語クラスの学生たちは、事前に質問を用意してくれていた。たくさん話しかけてくれて、すごくうれしかった。同時に、私たちが英語で話しかけようとしているとき、相手がどんな気持ちでいるのか、わかった気がした。日本に帰ってからも、多くの人と積極的につながっていきたいな」
8月23日~ホストステイ、最後の夜~
memo
  • 「Dublin Coffman High School」の授業を見学
  • ホストファミリーとのお別れパーティー
「今日がホームステイ最終日。(ホストファミリーの)トリシャは『いつか日本に行きたい』と話していた。そのときは『ぜひ熊本に来てほしい』と思った。もしトリシャが熊本に来たら、今度は私がいろんな場所へ案内してあげたい。そのときに備えて、もっと地元のことを勉強しておこう」
8月25日~周囲の支えを再確認した、日本人学生との交流~
memo
  • 「Columbus 日本語補習校」の日本人学生と交流
  • 移動(ポート・コロンバス国際空港⇒ロサンゼルス国際空港)
「コロンバス日本語補習校では、この学校を支えるために、多くの大人が協力しているそうだ。私たちがいつも笑って過ごせるのも、周囲に支えられているからだろう。あらためて感謝の気持ちが芽生えた」
memo
「コロンバスの空港で、Hondaの車とエンジンが展示されていた。そういえば、アメリカの街中でも、“Honda”の文字を何度も見かけた。これは日本で生まれたHondaの夢が、アメリカの日常にまで浸透するほど成長した証だと思った」
8月27日(月)~プログラム最終日~
memo
  • レーシングドライバー・佐藤琢磨氏 特別講演「夢の実現に向けて」
  • Hondaモビリティ体験
  • The Power of Dreams 成果発表
  • フェアウェルパーティー
「私はコミュニケーション下手なところがあり、最初のころはみんなといても、なかなか自分を出せずにいた。でも、今回のプログラムを通じて、多くの人と出会い、経験を積み、最後の発表では、うまく自分の気持ちを言葉にすることができたと思う」

夢は、体の不自由な人のために
自動運転車を作ること

「夢は安全な自動運転車を作ること」と語る池田ことみさん。今回、Hondaのアメリカ工場の見学、レーシングドライバー・佐藤琢磨さんの講演など、まさに“夢のような時間”を過ごすことができたと言います。彼女は現地で、何を感じたのでしょうか?

池田 ことみさん

(長崎県立 長崎工業高等学校2年)

「夢は運転が大好きな、てんかん持ちの兄のように体の不自由な人のために、安全な自動運転車を作ることです。今回のプログラムでは、どうやって人を豊かにしているのかアメリカHondaで学びたいです」

2週間のプログラムを終えて

「今回のプログラムを通して、私は多くの人に出会い、自分の視野を広げることができました。特に佐藤琢磨さんが講演で話してくれたアドバイスは忘れられません。『自分の夢に向かってがんばっていれば、その姿を見た誰かがチャンスをくれる』。その言葉を信じて、これからも夢に向かってがんばります!」

池田 ことみさんの
ビフォー・アフター
  • 「体の不自由な人のために自動運転車を作りたい」という夢はあったものの、ぼんやりと思いを抱いているだけでした。
  • アメリカでのさまざまな経験を通して、自分の夢を“絶対に叶えたい!”と強く思えるようになりました。

Turning Point

ホンダ・オブ・アメリカ工場で、それぞれが夢を持ち、努力するHondaの社員の姿に感動したこと。また、憧れの佐藤琢磨さんの言葉「夢のためにがんばっていれば、誰かが見ていてくれて、チャンスをくれる」が心に響いたこと。

池田ことみさんの「The Power of Dreams Diary」
8月17日~いざ、アメリカへ~
memo
  • 移動(成田空港⇒ロサンゼルス国際空港)
  • アメリカン・ホンダモーター訪問&ウェルカムディナー
「初めての海外。最初は反対していた家族も、いまは私の気持ちを理解して、応援してくれている。普段は周りの目が気になって、なかなか前に出ることができなかったけど、現地では堂々と自分のことを話せるようにがんばりたい。初日から、アメリカHondaのモリカワさんから車の話を聞けてうれしかった!」
8月19日~日本と違うばかりで驚いた、ホームステイ初日~
memo
  • 移動(ロサンゼルス国際空港⇒ポート・コロンバス国際空港)
  • ホストファミリーと対面
「今日からホームステイ。コロンバスの街並みはとてもキレイだし、ホームステイ先のお家はすごく広いし、日本とは違うことばかりで驚いた。私にとって、“すべてだった日本”は、実は世界の一部でしかなかったと知った。これからアメリカでの経験を通して、もっと視野を広げたい」
8月21日~自動車の製造過程、本物のエンジンに感動~
memo
  • 「ホンダ・オブ・アメリカ工場」見学
  • 「Honda Heritage Center」見学、副社長講演
  • 「Transportation Research Center」(米国最大の車両試験・実証試験場)見学
「ホンダ・オブ・アメリカ工場を訪問。すごく広くて、びっくりした!工場内は効率よく作業できるよう、細かく計算されているそう。そして何より、Hondaの社員の方々は、みんな仕事に夢と誇りを持っていて、とても素敵だと思った。「Honda Heritage Center」には、エンジンやたくさんの車が展示されていた。うれしくなって、思わずいっぱい写真を撮ってしまった(笑)」
8月22日~英語を使って、日本語クラスの学生と交流~
memo
  • 「Dublin Scioto High School」&「Dublin Coffman High School」にて、日本語クラスの学生と交流
「アメリカで日本を好きな人(なかにはアニメ好きな学生も!)に会えたことがうれしかった!日本やアニメが好きだと語る生徒たちは、みんな日本語が上手で驚いた」
8月26日~出会った仲間たちと最後の思い出づくり~
memo
  • アメリカン・ホンダモーターの社員および家族と、ディズニーランド・リゾートで交流
「みんなと一緒にディズニー!プログラムを通して出会えた仲間とも最後に思い出を作ることができて、とてもうれしかった。すごく楽しい1日だった!」
8月27日(月)~佐藤琢磨さんの言葉に感動~
memo
  • レーシングドライバー・佐藤琢磨氏 特別講演「夢の実現に向けて」
  • Hondaモビリティ体験
  • The Power of Dreams 成果発表
  • フェアウェルパーティー
「まさか佐藤琢磨さんに会える日が来るなんて、まるで夢のようだ。私は今日、夢に向かってがんばることの大切さ、チャレンジし続けることの重要性を知った。『諦めなければ夢は叶う』と佐藤さんは言った。だから私も、自分の夢を諦めることなく、常に佐藤さんのようにチャレンジ精神を持って、まずはいまできることから、一つずつ取り組んでいこうと思った」

プログラムを通して、
夢は絶対に叶うと知った

玉城大地さんの夢は「地元・石垣島の魅力を伝えること」。今回のプログラムを通して、「夢は絶対に叶う」と思えるようになったと言います。彼は現地で、どんなことを感じたのでしょうか?

玉城 大地くん

(沖縄県立 八重山高等学校3年)

「夢は観光で地元・石垣島を訪れた人たちに、魅力を伝えることです。いまは八重山諸島の自然や歴史を勉強中です。今回のプログラムを通して、見聞を広げたいと思っています」

2週間のプログラムを終えて

「夢を実現することは、限りある人生を豊かにすること。今回のプログラムを通じて、僕はそのことを学びました。自分の夢を叶えるために、まずはしっかりと目標を立てたいと思います。その途中で、どうしても乗り越えられないような高い壁にぶつかることもあると思います。そのときは、今回のプログラムで出会ったTOMODACHI(仲間)たちと力を合わせて乗り越えます。僕たちに、できないことは何一つありません。なぜなら、夢は絶対に叶うからです!」

玉城 大地くんの
ビフォー・アフター
  • 「観光で地元・石垣島を訪れた人たちに、魅力を伝える」という夢はあるものの、何から始めればいいのか迷っていました。
  • 夢を実現するためにはまず、明確な目標を立てることが重要だと知りました。同時に“夢は絶対に叶う”という強い意志を持てるようになりました。

Turning Point

異国の地で、TOMODACHI(仲間)と共に困難を乗り越えたことで、自分に自信を持てるようになったこと。そして佐藤琢磨さんの「夢を叶えるためには目標を立てることが大切」「夢は絶対に叶う!」という言葉に勇気をもらったこと。

玉城大地くんの「The Power of Dreams Diary」
8月17日~いざ、アメリカへ~
memo
  • 移動(成田空港⇒ロサンゼルス国際空港)
  • アメリカン・ホンダモーター訪問&ウェルカムディナー
8月18日(土)~日米をつなぐ「日本文化」~
memo
  • 日米文化交流「リトル東京」視察
  • ウクレレズwithダニエル・ホー氏との交流
  • 書道家・ヨシダ クニハル氏とのワークショップ
「書道のワークショップの先生・クニハルさんは、書道を通じて、日本とアメリカの架け橋になっている。自分もいつか、八重山諸島や日本文化などを通じて、海外との架け橋になりたい!その想いを込めて、『結』と書いた。人と人の夢が結ばれて、多くの人がハッピーな気持ちになれたらいいな」
8月19日(日)~優しいホストファミリーと対面~
memo
  • 移動(ロサンゼルス国際空港⇒ポート・コロンバス国際空港)
  • ホストファミリーと対面
8月21日(火)~「Honda of America」工場で車の製造を勉強~
memo
  • 「ホンダ・オブ・アメリカ工場」見学
  • 「Honda Heritage Center」見学、副社長講演
  • 「Transportation Research Center」(米国最大の車両試験・実証試験場)見学
「ホンダ・オブ・アメリカ工場を見学。普段は入れないような場所に入って、車が完成するまでの工程を見せてもらった。巨大な機械がたくさんあって、まるで遊園地のアトラクションのようだった。それと、身体を傾けるだけで走る『ユニカブ』を初体験!広いオフィスにあったら便利だろうな~」
8月22日(水)~自分の思いを伝える楽しさを知った、日米交流~
memo
  • 「Dublin Scioto High School」&「Dublin Coffman High School」にて、日本語クラスの学生と交流
「今日は現地の高校生と交流した。最初は英語で話すことに少し戸惑ったけど、話している内に、だんだんと慣れてきて、最後は自分の思いを伝えることが楽しくなっていた。みんな一生懸命に話を聞いてくれて、とってもうれしかった!」
8月23日(木)~ホストファミリーと笑顔でお別れ~
memo
  • 「Dublin Coffman High School」の授業を見学
  • ホストファミリーとのお別れパーティー
「今回お世話になったホストファミリーは、英語があまり話せない僕にも、いつも優しく接してくれた。彼らは僕にとって、アメリカでできた“新しい家族”!」
8月27日(月)~夢は絶対に叶うと知った日~
memo
  • レーシングドライバー・佐藤琢磨氏 特別講演「夢の実現に向けて」
  • Hondaモビリティ体験
  • The Power of Dreams 成果発表
  • フェアウェルパーティー
「佐藤琢磨さんの講演を聞き、『夢は絶対に叶う』ことを知った。だから僕も諦めることなく、自分の夢を叶えたい。それと今日、アメリカン・ホンダモーターを訪れたことで、一つ目標ができた。いつか夢が叶ったら、今日見たHondaの車を自分のお金で買うこと!
振り返ると、本当にこの2週間は、夢のような時間だった。今回のプログラムで出会った仲間、現地でお世話になった方々に心から感謝。ありがとうございました!」
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