2023年 国際交流会レポート

国際交流会が3月25日(土)〜26日(日)にモビリティリゾートもてぎにて開催!
日本から7名、タイから5名が参加し、計12名の子ども達が1泊2日のプログラムを体験しました!
コロナの影響で開催を控えていた国際交流会ですが、今年は4年ぶりに実施することができました。

初めはお互い緊張してぎこちなかった子ども達も、
グループワークや交流イベント等のプログラムを通してたくさんの時間を共有したことで、
最後は仲良くなり、「言葉は通じなくても心は通じる」ということを体現してくれました。
子ども達にとって良い思い出となるだけではなく、
今回学び体験したことが自信につながり成長への一助となればと思います。

国際交流会の流れ

ドキドキの開会式

モビリティリゾートもてぎ内の施設にて開会式を開催。
最初の挨拶はとても緊張していた日本とタイの子ども達。
それぞれの自己紹介が終わると、いよいよ交流会のスタートです!

1日目

ドリームスケッチ ~各チームで
「夢の乗り物」を作り上げよう~

日本とタイの子ども達12名がA,B,Cの3グループに分かれて、今回のテーマ「夢の乗り物」についてディスカッション。
それぞれが持ち寄ったアイディアを出し合い、いいな!と思うところを付箋に書き出して話し合いました。
短い時間の中、スケッチを描き立体作品に仕上げるところまで、それぞれが持ち前の集中力を発揮して、協力して作り上げました。

コレクションホール見学

普段はなかなか間近で見ることのできない伝説のF1マシンやレーシングカー、歴代の車・バイクを見て、
「カッコイイ!」「すごい!!」と目を輝かせて喜んでいました。
子どもたちはそれぞれで声をかけ合い、誘い合って、館内を自由にめぐっていました。

レーシングコースクルーズ

普段は入ることのできないレーシングコースをバスで走行しました。
バスから降り、自分の足でコースを踏みしめた子ども達は大感激!思わずコースを走り出しました。

楽しい夕食のあとはお互いの国の文化交流&プレゼント交換!

夕食の後の交流会では、日本の子どもたちは折り紙をタイの子どもたちにレクチャー!
折るのが難しい鶴やめずらしいコマなど、家で一生懸命覚えてきた折り方を
通訳さんに助けてもらいながら、ボディーランゲージもまじえて教えていました。
タイの子どもたちは、ブラータピアンという、魚の形をしたタイの縁起物の作り方を日本の子どもたちに教えてくれました。
自分の手に巻き付けて形を作るときには、お手本を示しながらゆっくり丁寧に教えている様子が見られました。

2日目

巨大ネットの森 SUMIKAで大はしゃぎ!

屋内の巨大ネットアスレチックで思う存分からだを動かして遊びました。
高いところに登ったり、長いすべり台で遊んだり、トランポリンの上を飛び跳ねたり・・・!
汗だくになって走り回っていました!

クルマのワークショップ「ピット工房」でクルマのパーツに興味津々

電動モーターで走る車に乗ってコースの中を楽しく運転しながら、
かたいパーツとやわらかいパーツで乗り心地や運転のしやすさが全く違うことを体感することができました。
また、本物の工具を使ってタイヤ・サスペンションの取り付けを行いました。
初めて見るたくさんの種類のパーツにみんな夢中でした!

キャストウォーク(森散策)で自然とふれあい!

ハローウッズに住む生き物の生態について、キャストの方々から説明をしてもらいました。
初めて触るカエルのたまごにみんなビックリ!
自然の大切さについて真剣に学びました。

クライマックスは、グループで作り上げた「夢の乗り物」の発表!

1日目に制作したドリームスケッチの作品をグループごとに発表!
緊張しつつも、全員の力で作り上げた作品のアピールポイントや頑張ったところを説明しました。
日本の先生、タイの先生は、「みんなで協力して作ることができてすばらしかったです!」と感想をくれました。
「自分が考えたアイディアを作品にできて嬉しかった!」「どの材料を使おうか迷ったけど、いい作品ができてよかった!」と子どもたちも誇らしげでした。

たくさん交流して、
お互いを知りあった2日間!

最初は緊張していた子ども達も、一緒に手を動かして作品を作ったり、
自然とふれあったりしたことで、みんな仲良しになりました。
最後は「たくさんお話しできて楽しかったよ!またね!」と握手や
ハイタッチをして別れを惜しんでいました。

夢いっぱいのアイディアがたくさん!「ドリームスケッチ」

今回の国際交流会では、『ドリームスケッチ』を開催。
子ども達は「夢の乗り物」をテーマにそれぞれのアイディアを絵に描いて持ち寄り、
言語や文化の違いを乗り越えて、グループで一つの立体作品作りに挑戦しました。
お互いにアイディアを出し合い、試行錯誤しながら1つの作品を作り上げ、
その作品を発表することで、子どもたちの能力が最大限に発揮する場を設けました。

A グループ
  • 遠田 花夏さん
  • 原 光汰さん
  • 永井 秀弥さん
  • ヌーディーさん

『フライングエコフィッシュ』

このクルマは、どこからでも飛ぶことができ、どこへでも行くことができます。
口から二酸化炭素を吸って、しっぽから酸素を出す光合成と同じ仕組みになっていて、環境にやさしいです。 また、倒れている人や具合が悪い人を見つけたら救護活動も行うので、みんなが安心して暮らすことができます。

B グループ
  • 黒田 怜生さん
  • 石井 蓮人さん
  • ヤーヤーさん
  • ミッキーさん

『今日は何人乗せようカー』

車体はプラスチックごみを混ぜた素材でできているので、環境にやさしいです。
また、タイは今、PM2.5の影響で空気が汚れているので、空気清浄機を付けていて、空気汚染の問題を解決することもできます。
普段は4人乗りのクルマですが、チューブを縮めると最小の2人乗りに、チューブを伸ばすと最大で10人まで乗せられるようになります。
空も飛べるので、渋滞をさけてくれたり、狭い駐車場にも簡単にとめられるので、イライラした気分にならずに運転できます。

C グループ
  • 原 英汰さん
  • 南 遥紀さん
  • ベイトエイさん
  • クリスさん

『ジャモグ車』

龍踊(じゃおどり)の龍からモグラに変身できるクルマなので、名前は「ジャモグ車」です。
このクルマはロボットが運転手なので、子どもたちだけでお出かけすることもできます。
クルマの前面にセンサーが付いていて、運転間隔を保てるので事故が起きる心配がなく安全です。
また、太陽光パネルが付いているので環境にやさしいです。

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