みんなの夢で、
明日をうごかそう。
Hondaは、
夢のある明日の社会づくりをめざして
自分たちにできることを一歩ずつ、
日本で、グローバルで、
いろいろな社会貢献活動を行ってきました。
このページでは、
Hondaが取り組む社会貢献活動を
数字やキーワードから紐解いて
“まるごと”ご紹介します。
“素足で歩ける砂浜を次世代に残したい”という想いで、2006年から砂浜の清掃活動「Hondaビーチクリーン活動」を日本各地で展開。参加者でゴミを手拾いをした後に、HondaのATV(全地形対応車)で、独自開発した機材を牽引する「Hondaビーチクリーナー」を使い、砂の中に埋もれたゴミまで回収しています。当初従業員やOBらわずか15人の「ビーチクリーンキャラバン隊」から始まったこの活動は、
次第にHondaグループ従業員や地域の方へと輪が広がり、今では年間7,000人以上が参加。2022年までに回収したゴミの総量は520トンを越えます。
Hondaはモビリティを通じた「喜び」「楽しさ」「感動」を届けることを大切にしています。その一環として行っているのが工場見学です。「クルマやバイクがどんなふうに作られているのかを知ってほしい」との想いから、国内の工場5ヵ所(埼玉製作所完成車工場、埼玉製作所エンジン工場、鈴鹿製作所、熊本製作所、浜松トランスミッション製造部)で受け付けており、2022年度は880人の方々に見学いただきました。
Hondaは1970年に安全運転普及本部を発足。「人から人への手渡しの安全」と「参加体験型の実践教育」を基本に、運転者だけでなく子どもから高齢者まで、交通社会に参加するすべての人を対象とした交通安全啓発活動に積極的に取り組んできました。また、1972年には創業者・本田宗一郎の「世界の交通事故減少に寄与したい」との想いから、海外での安全運転普及活動もスタート。これまでに世界43の国と地域(日本を含む)で交通事故死者数ゼロを目指して活動しており、各国・地域の交通事情に合わせた交通安全普及活動を広く展開しています。
Hondaの原動力は、いつも心に夢を抱き、実現に向けて挑戦し続けること。2002年からスタートした「子どもアイディアコンテスト」は、夢をもつこと、挑戦すること、創造することの楽しさや素晴らしさを子どもたちに体験してもらい、子どもたちの成長を応援するプログラムです。未来に“あったらいいな”と思うアイディアを絵で描き、立体作品を作り、最終審査会では発表をします。2023年は、大人では考えつかないような子どもたちならではの自由なアイディアが、7,601作品集まりました。
Hondaがつくりたいものは、世界中の人々のワクワクと笑顔、そして豊かな暮らしです。 そのために、日本だけではなく世界各地で地域の実情に合わせ、人々の喜びにつながる活動を進めています。その一つが、中国での植林活動です。中国では人口の急増や過放牧などが要因で砂漠化が急速に進んでいます。Hondaは「日本からもっとも近い中国の砂漠に緑を取り戻したい」との想いから、2000年より中国の内モンゴル地区での活動をスタート。地域の方々と手を取り合って年間14万本を植樹するなど、砂漠の緑化に取り組んでいます。
学生で組織されたチームがフォーミュラスタイルのレーシングマシンを1年間かけて設計・製作し、その性能と企画力、技術力などを総合的に競う「学生フォーミュラ」。Hondaは「将来の優れた技術者を育てたい」という想いから、1998年よりこの活動を支援し、2003年の第1回大会から協賛。学生フォーミュラに取り組む学校26校に対して、エンジンやEVパワーユニットを提供しています。また、HondaのOBボランティア「マイスタークラブ」による車両製作全般の技術講座等の支援も展開しています。
Hondaの従業員は、「夢のある明日の社会づくり」を目指して社会貢献活動に取り組んでいます。子どもたちに“ものづくり”の楽しさや自然の大切さを伝える「ドリームハンズ」「環境わごん」のほか、水を育む森を次世代へ残すために事業所周辺の地域や富士山で行っている「森林保全活動」、荒廃が進んだ里地里山の再生を目指す「里地里山保全活動」、 Hondaグループ各事業所地域での「地域清掃活動」などに、2023年は3,781名※が参加しました。
※従業員の家族やOB・OGの参加者数を一部含む