全国大会2024 レポート&リザルト
大会概要
- 大会名
- 本田宗一郎杯 Honda エコ マイレッジ チャレンジ 2024 第43回 全国大会
- 開催日
- 2024年10月12日(土) 練習走行/10月13日(日) 決勝
- 会場
- モビリティリゾートもてぎ 「オーバルコース」
- 燃料密度
- ハイオク燃料:0.753/CN燃料:0.786(2024年10月13日(日)午前8時00時点)
- 天候
- 天気:晴れ 気温:18.0℃(2024年10月13日(日)午前8時00分時点)
大会レポート
今年は222チームがエントリー
燃費の記録に挑戦しました
開会式の選手宣誓は
東京都立 墨田工科高等学校の村中 剛太郎さん
加藤 稔大会会長のフラッグで競技スタート
オーバルコースにて決勝を実施
カーボンニュートラル燃料クラス
CNグループⅠで優勝 あきる野市立東中学校Team-A
カーボンニュートラル燃料クラス
CNグループⅡで優勝 千葉県立下総高等学校自動車部A
カーボンニュートラル燃料クラス
最優秀賞 本田宗一郎杯は
CNグループIV「チームファイアボール」が受賞
ハイオク燃料クラス
最優秀賞 本田宗一郎杯は
グループIV「水曜クラブ」が受賞
CN二輪車クラス優勝
「Little Cubs」が受賞
デザイン賞は
グループⅢ「東京電機大学理工学部自動車部B」が受賞
EMC NEWS 2024
全国大会当日の様子を掲載したタブロイド紙「EMC NEWS 2024」。
下記をクリックすると「EMC NEWS 2024」がダウンロードできます。
集合写真データ
下記をクリックすると集合写真データがダウンロードできます。
全国大会リザルト
本田宗一郎杯 Honda エコ マイレッジ チャレンジ 2024 第43回 全国大会 各グループリザルト
※グループⅠ中学生クラスのリザルト改定版となります。ただし、10/13決勝日の順位認定チームに変更はございません。
※レースレポートページはこちら
URL:https://honda.racing/ja/post/2024-emc43-national-competition
各クラス優勝チーム
CNグループI (中学生クラス)
ゼッケン |
1 |
チーム名 |
あきる野市立東中学校Team-A |
記 録 |
768.633km/L |
CNグループII (高校生クラス)
ゼッケン |
101 |
チーム名 |
千葉県立下総高等学校自動車部A |
記 録 |
1,845.600km/L |
CNグループIII (大学・短大・高専・専門学校生クラス)
ゼッケン |
301 |
チーム名 |
八戸高専自動車工学部NP号Ⅴ |
記 録 |
1,431.365km/L |
CNグループIV (一般クラス)
ゼッケン |
405 |
チーム名 |
チームファイアボール |
記 録 |
2,516.072km/L |
CN二輪車クラス
ゼッケン |
701 |
チーム名 |
Little Cubs |
記 録 |
251.488km/L |
グループI (中学生クラス)
ゼッケン |
11 |
チーム名 |
松本市立筑摩野中学校PJ |
記 録 |
684.874km/L |
グループII (高校生クラス)
ゼッケン |
116 |
チーム名 |
千葉県立下総高等学校自動車部B |
記 録 |
1,892.857km/L |
グループIII (大学・短大・高専・専門学校生クラス)
ゼッケン |
335 |
チーム名 |
長野高専Reginetta |
記 録 |
1,753.044km/L |
グループIV (一般クラス)
ゼッケン |
416 |
チーム名 |
水曜クラブ |
記 録 |
3,010.105km/L |
ニューチャレンジクラス
ゼッケン |
501 |
チーム名 |
栃木県立矢板高等学校 OB |
記 録 |
1,658.794km/L |
2人乗りクラス
ゼッケン |
606 |
チーム名 |
富士エコラン・チーム令和6 |
記 録 |
887.132km/L |
二輪車クラス
ゼッケン |
731 |
チーム名 |
長野高専BKB |
記 録 |
264.233km/L |
特別賞受賞チーム
最優秀賞 本田宗一郎杯:
カーボンニュートラル燃料クラス
グループ |
CNグループⅣ |
ゼッケン |
405 |
チーム名 |
チームファイアボール |
記 録 |
2,516.072km/L |
- 【選考基準】
- 今大会最高燃費記録を達成したチーム
最優秀賞 本田宗一郎杯:
ハイオク燃料クラス
グループ |
グループⅣ |
ゼッケン |
416 |
チーム名 |
水曜クラブ |
記 録 |
3,010.105km/L |
- 【選考基準】
- 今大会最高燃費記録を達成したチーム
デザイン賞
グループ |
グループⅢ |
ゼッケン |
316 |
チーム名 |
東京電機大学理工学部自動車部B |
記 録 |
471.227km/L |
- 【選考基準】
- 上位に食い込む車両は例外なく美しく機能的なスタイリングに包まれている中で、特に東京電機大学 理工学部自動車部チームの車両は『空気抵抗最小限にする』という、エコマイレッジでデザインに求められる機能がシンプルに美しく表現されていました。
ものづくり賞
グループ |
グループI |
ゼッケン |
11 |
チーム名 |
松本市立筑摩野中学校PJ |
記 録 |
684.874 km/L |
ゼッケン |
13 |
チーム名 |
清水中学featuring社中P |
記 録 |
312.758km/L |
- 【選考基準】
- 自分達で切り出した木材を組み上げによるモノコックフレームに、プラスチックダンボールとクリアポリを自作で組み合わせ、3次元形状に仕上げる物づくりをチームワークを持って1から取り組んだ事を表彰します。
ものづくり賞
グループ |
CNグループⅡ |
ゼッケン |
101 |
チーム名 |
千葉県立下総高等学校自動車部A |
記 録 |
1,845.600km/L |
- 【選考基準】
- 空気抵抗を左右するカウル形状作製にあたり、手作り風洞による内型形状を改良をタフトによる実験結果に基づき見える化しながら決定し、その形状再現するものづくりノウハウを伝承しながら制作され、エンジンに関してもデータに基づいた燃料調整の最適化と燃料に対する保温条件の決定と実現する為の保温施策に自作で制作していた事を表彰します。
ものづくり賞
グループ |
グループⅢ |
ゼッケン |
314 |
チーム名 |
MONTY |
記 録 |
149.394km/L |
- 【選考基準】
- 昨年の鉄フレームの完成車に対し、軽量化を目的に手作りアルミ骨格とべニア板の組み合わせに更にエンジン搭載レイアウト変更及び電装配線の集約により、トラブルシューティング早期化と小型化による重量約1/2化を達成しました。また、廃材利用と自作による排気系とステアリング廻りを制作しコスト抑制と製作効率を向上させた事を表彰します。
ラップタイム賞
グループ |
CNグループⅠ |
ゼッケン |
3 |
チーム名 |
あきる野市立東中学校Team-C |
最大Lap Time(Lap) |
05:04.444(7) |
最小Lap Time(Lap) |
04:41.017(4) |
差 |
00:23.427 |
- 【選考基準】
- 各周回のタイム差が最も小さいチーム
※1週回目を除く
ラップタイム賞
グループ |
CNグループⅡ |
ゼッケン |
101 |
チーム名 |
千葉県立下総高等学校自動車部A |
最大Lap Time(Lap) |
05:26.342(7) |
最小Lap Time(Lap) |
05:21.749(6) |
差 |
00:04.593 |
- 【選考基準】
- 各周回のタイム差が最も小さいチーム
※1週回目を除く
ラップタイム賞
グループ |
グループⅢ |
ゼッケン |
311 |
チーム名 |
八戸高専自動車工学部NP号Ⅳ |
最大Lap Time(Lap) |
05:44.600(2) |
最小Lap Time(Lap) |
05:33.989(7) |
差 |
00:10.611 |
- 【選考基準】
- 各周回のタイム差が最も小さいチーム
※1週回目を除く
競技報告 村上 大会競技審査委員長
本田宗一郎杯 Honda エコ マイレッジ チャレンジ 2024 第43回 全国大会は10月12日(土)、13日(日)の2日間秋晴れの中開催され、222チームが燃費記録に挑戦しました。
本年より導入したカーボンニュートラル燃料クラスには合計57チームがチャレンジし、45台が完走しました。初めて扱う燃料に各チームが試行錯誤し取り組んだ結果と思います。
燃費記録としては、ハイオククラスで同じチームが練習日、決勝日とも3,000km/Lを超える高記録を達成したこと、また、CN燃料クラスで初年度にもかかわらず2,516.072km/Lという素晴らしい結果を出したことが印象に残りました。
今年はCN燃料移行期間となりクラスが増えたことでスケジュールが細かくタイトになりましたが事故もなく大会を終えることができましたのは、皆さんの日頃の活動の成果が発揮されたものと思います。
今年の結果を踏まえて、完走できたチームは自身の記録を更新すること、惜しくもリタイヤし記録を残せなかったチームは完走できるようチーム一丸となって来年の大会に繋げてもらいたいと思います。