
Honda F1解説#2
F1グランプリとは?大会の仕組みを解説
2026.01.20Honda F1解説
F1「グランプリ」名前の由来と歴史
F1の大会はグランプリ(Grand Prix)と呼ばれます。グランプリの語源はフランス語で、最高の賞を意味する言葉です。1906年フランスグランプリが開催され、自動車レースの最高峰にグランプリの名が付けられるようになりました。

F1大会を支える3つの組織、FIA・FOM・主催者の役割
F1の大会はFIA(国際自動車連盟)、FOM(Formula One Management)、各大会の主催者(プロモーター)の三者がそれぞれの役割を果たして行われます。
FIAは、F1競技のルール(レギュレーション)を制定し、そのルールに基づいて競技を管理、統括、裁定を行います。
FOMはF1の商業権を一括して管理、運営します。開催権、放映権、スポンサーなどとの契約はFOMが行い、それらによって得た資金をFIAやチームへ分配する役割を担っています。現在のオーナーはアメリカのリバティメディア社です。
主催者は、各大会によって異なり、政府や自治体、サーキットの運営会社、自動車クラブなどさまざまです。主催者は、FOMと開催契約を結び開催料を支払います。また、FIAによるコースの認定も受けなければなりません。観客動員、会場と周辺のインフラ整備、地元行政や地域観光などとの調整など、その役割は多岐に渡ります。
これら三者の役割は、非常に詳細な契約内容や慣習、それぞれ個別の事情などにより複雑なもので、その内容は公にはされません。
莫大なお金を必要とし、安定的な開催と運営を継続的に行えるシステムとして、この三者がF1開催の重要な役割を担っています。