Hondaの米国現地法人であるアメリカン・ホンダモーター(本社:カリフォルニア州トーランス、社長:岩村 哲夫)は、2010年11月17日に以下を発表しましたので、その内容をご案内いたします。
<ご参考>
アメリカン・ホンダモーターは、2010年ロスアンゼルスオートショー(プレスデー:2010年11月17日〜18日、一般公開日:11月19日〜28日)にて、Hondaが考える次世代プラグインハイブリッドの技術展示モデルを発表しました。

次世代プラグインハイブリッド 技術展示モデル
ロスアンゼルスオートショーに出展したプラグインハイブリッドの展示モデルは、専用開発した高効率で低燃費な2.0L i-VTECエンジンと2つの高出力モーターを組み合わせ、「EV(モーター)走行」「ハイブリッド走行」「エンジン走行」の3つのモードでの走行が可能となっています。また、大容量のリチウムイオンバッテリーを搭載することで、EV走行で最大10〜15マイルの航続距離を実現しています。
Hondaはプラグインハイブリッドをラインアップに追加することでさらなるCO2削減を目指し、ハイブリッドモデルの普及を加速させます。なお、このプラグインハイブリッドシステムを搭載した中型クラスの車両による実証実験を、2010年内に日米において開始します。この実証実験を通じてお客様のプラグインハイブリッドモデルに対するニーズや使い勝手を研究し、2012年の発売を目指します。
次世代プラグインハイブリッドの主要諸元
エンジン
直列4気筒 2.0L アトキンソンサイクル
i-VTEC エンジン
トランスミッション
電動CVT
モーター
2モーターシステム(駆動、回生)
駆動モーター 最高出力
120kW
バッテリー
6kWh リチウムイオンバッテリー
最大航続走行距離
500マイル以上(LA-4モード)
(800km以上)
EV航続走行距離
10〜15マイル※
EV最高速度
時速62マイル
(時速100km弱)
充電時間
110V=2〜2.5時間以下
220V=1〜1.5時間以下
- ※計測方法(モード)、走行状況などにより実際のEV航続走行距離は異なります。
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