- *Hondaのインドネシアの二輪車生産・販売合弁会社であるピー・ティ・アストラ・ホンダ・モーターは、現地時間10月15日14:00(日本時間:同日16:00)に以下を発表しましたので、その内容をご案内いたします。
<ご参考>
Hondaのインドネシアの二輪車生産・販売の合弁会社であるピー・ティ・アストラ・ホンダ・モーターは、インドネシアにおけるHondaの二輪車の生産累計が、10月3日に2,500万台を達成したことを記念し、10月15日に式典を行った。
Hondaは、インドネシアで1971年に技術提携での二輪車生産を開始。2000年12月に、二輪車の部品製造、エンジン・車体組立および卸販売の機能を集約した合弁会社ピー・ティ・アストラ・ホンダ・モーターを設立した。2005年には年間生産能力100万台の第三工場の稼働を開始し、現在の年間生産能力は310万台と、インドのヒーローホンダ(年間生産能力490万台)に続き、世界で二番目の規模を持つ。
インドネシアの二輪車市場は、中国・インドに次ぎ世界で3番目の規模を持つ市場で、2008年は過去最高の約620万台(前年比約133%)を記録した。世界金融危機以降、今年前半は落ち込みがあったものの、後半は政策金利の値下げやインフレの沈静、為替の安定などにより市場は回復傾向にある。
Hondaは、2009年1月に従来からの主力カテゴリーであるカブタイプの「REVO(レボ)」をフルモデルチェンジした。加えて、最近のAT市場の拡大に伴い、今年7月には「Vario(バリオ)」と「BeAT(ビート)」のATモデルのマイナーチェンジを行うとともに、インドネシアで初となるコンバインドブレーキシステム(前・後輪連動ブレーキシステム)を搭載した「Vario Techno(バリオテクノ)」を発表するなど、ATモデルの商品の拡充も進めている。
ピー・ティ・アストラ・ホンダ・モーター/PT Astra Honda Motor 概要
設立
2000年12月
稼働開始
2001年1月
本社所在地
ジャカルタ市
資本金
1,850億ルピア(約21.8億円)
出資比率
本田技研工業(株) 50%、ピー・ティ・アストラインターナショナル 50%
代表者
社長 山本 幹(ヤマモト ミキ)
事業内容
二輪完成車およびその部品の製造・販売
従業員数
約14,000名
生産能力
310万台/年(第一工場110万台、第二工場100万台、第三工場100万台)
生産機種
カブタイプ
スープラ X125(125cc)、ブレイド(110cc)、レボ(110cc)
AT
バリオテクノ(110cc)、バリオ(110cc)、ビート(110cc)
スポーツ
タイガー(200cc)、メガプロ(160cc)、CS1(125cc)