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2008年02月21日 ニュースリリース

Honda英国工場で四輪車生産累計200万台を達成

Hondaの英国現地法人、ホンダオブザユー・ケー・マニュファクチュアリング・リミテッド(本社:ウィルシャー州スウィンドン 社長:金澤 賢)は、2008年2月20日10時00分(日本時間:2008年2月20日 19時00分)に以下を発表いたしましたので、その内容をご案内いたします。

<ご参考>
 Hondaの英国における現地法人で、四輪車および四輪エンジン生産会社のホンダオブザユー・ケー・マニュファクチュアリング・リミテッド(以下HUM、本社:ウィルシャー州スウィンドン、社長:金澤 賢)は、1992年の生産開始以来、HUMにおける四輪車の生産累計が、現地時間の2月21日に、200万台に達することを発表した。記念すべき200万台目のモデルは、グローバルモデルの「CR-V」となる予定。
 また、約8,000万ポンド(約168億円)規模の設備投資の概要を発表した。これにより、現地に根付いた生産体制が一層強化されることとなる。なお、主な投資の概要は以下の通り。

*換算レート:1ポンド210円で試算

主な投資概要

  • 樹脂成型ラインの新設(投資額:2,100万ポンド)
    フロント・リアバンパーを1日当たり1,330セット成型、塗装能力をもつラインを新設。2008年1月より稼動開始。
  • セミソリッド製法を用いた、ディーゼル用鋳造ラインの導入(投資額:1,600万ポンド)
    アルミニウムのディーゼルエンジンブロックを、Honda独自のセミソリッド製法で鋳造する新たなラインを建設中。
  • 溶接、塗装設備の生産効率化と柔軟性向上(投資額:5,000万ポンド)

 HUMの生産機種である「Civic」や「CR-V」は、英国から欧州域内はもとより、オーストラリアなど60ヵ国以上に輸出されており、2007年の生産台数は23万7,783台と、2006年の生産実績を約3割上回った。また、2008年は、2007年とほぼ同等の23万6,000台の生産を計画している。
 欧州地域の事業を統括するホンダモーターヨーロッパ・リミテッド副社長 Ken Keir(ケン・キアー)は、「四輪車の生産を通して、200万もの喜びをお客様に届けることができたという事実は、アソシエーツの献身や努力の証明であり、かつ偉大なる業績である」と語った。

ホンダオブザユー・ケー・マニュファクチュアリング・リミテッド 概要

設立

1985年2月

資本金

6億7,000万ポンド

出資比率

本田技研工業株式会社 13.68%
ホンダモーターヨーロッパ・リミテッド 86.32%

代表者

社長 金澤 賢(かなざわ すぐる)

事業内容

四輪車およびエンジンの製造

工場 概要

所在地

英国 ウィルシャー州 スウィンドン市

従業員数

約5,000名(08年2月時点)

生産能力

25万台/年

敷地面積

150万m2

生産機種

Civic、CR-V

投資金額

13億8,000万ポンド(08年2月時点)

以上